船舶LED開発販売 SEA-LEDy

燃料高騰、魚価低価で漁業者を圧迫する経済になってしまいました。
だからこれからはLED省エネ漁船の時代です。

目に悪そうな青色LED

2014-05-19 16:39:43 | 日記
青色LEDって本当に釣れるの?


業者広告に「青色LEDはイカ釣りに最適」など書かれていますが、私どもの観点からあまりお勧めとは言い難いです。

確かに紫外線は若干海中に光が届く距離が長い、と言うデーターが報告されていますが、はたしてそれが釣果につながるとは限らないからです。

私どもの実験結果では、青を点灯させた場合、光に集まる魚類(イカを含む)は通常より下に沈む傾向があります。

本来LEDは紫外線が少ない利点があるのに、目にも気持ちにも悪そうな青光と、あえて体に悪い紫外線を一晩中浴び続け、はたして快適な釣りが出来るでしょうか?

漁師いわくイカ釣りの極意は強い光で遠くのイカを呼び寄せ、船底に影を作ってイカの隠れ場所を提供して、なるべく棚を浅くして手返しの早さで釣れと言います。

釣る人の腕と新品の餌木も釣果を大きく左右します。


高効率スーパーLEDは、数あるLED集魚灯の中でも抜群の省電力で明るさがあり、限られた船の電力と発電ユニットで広範囲のイカを寄せられる最適なアイテムです。

地区で漁法は違うと思いますが、私どもの海域にも昔は流行でメタハラやハロゲンの青灯を使用する船がいましたが、最近はほとんど見かけることがありません。