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ジャズを演奏して楽しむグループです ジャズは米国で誕生した20世紀最大の芸術 ひと時をジャズでいかが? 

Yokohama HAWAI’I Festival

2015-06-02 00:01:01 | Weblog

Yokohama市が力を入れている国際イベントのひとつ。タイトルで使われているHAWAI'Iには{’}が余計のように見えますが、見知らぬよそ者に対する寛容と敬愛と助け合いをモットーとするアロハスピリットを強調する単語だそうです。
普通はHAWAIIと表記していますが、そのHAWAI'Iのお祭りに行きました、というより「1000人ウクレレ」に参加するためでした。

会場は大桟橋。鯨の巨体をイメージするこの桟橋にはQE(Queen Elizabeth)などの大型外航客船が接岸し、航空機の無い50数年前には帰米のJohn Y.Ishizakaさん家族たちを乗せたPresident LineのWilson号が出港したなつかしの埠頭でもあります。

作今のハワイは私たちがおっかなびっくり体験した1960年代後半の、いわゆる「ハワイ旅行」とは様変わりで生活者のニーズの多様化の結果、画一的な団体旅行などはあまり人気が無いと聞きます。サーフィンはオアフであればnorth shoreへ直行、ゴルフであればarawai courseではだしのプレイを、釣りは豪快なクルーザーを駆ってというような具合で私たちシルバーのあれもこれもの「よくばり」ぐせは通用しない時代になっているようです。

しかしながら日本人「(にっぽんじん)と発音いたしませう」の買い物ぐるい(買い物好きを通りこして)は愛も変わらずで・・・午後1時からの1000人ウクレレに間に合わないのでは?と心配するほどの大群衆で開門前(11時)から長蛇の列と「ひといきれ」。本質的に不変の日本魂(にっぽんだましい)が健在でございました。

三日間にわたるhawaiian music のお祭りでもあるので現役のhawaiianや日本人プレーヤー目白押し、hawaii州観光局・big island観光局後援でエイミー・ハナイアリー、マノアDNA、ジャッキー&ケハウ、Auntie Diana Aki, Mary Ann Lim, Elmer Sonny Lim, Kevin Kealoha, Keoki Kahumoku、KONISHIKIなどなど・・・そしていろどりを添えるのがhawaiian hula dancers。

期待の1000人ウクレレの曲Hawai'i AlohaはTraditionalでみなさん一度は聞いたことのある楽しい曲です。こころをあわせて演奏すればコーラスもぴったり息の合った出来でみんなにこにこ。アンコールで2コーラス。

HAWAI'I ALOHA
E Hawai'i e ku'u o-ne ha-nau e,--- Ku-'u ku'u o-ne ha-nau e,--- Ku-'u ho-me ku-la-i-wi nei,- Ku-'u ho-me ku-la-i-wi nei,--- 'O-li no-au i na po-no la-ni ou(e),--- E Ha-wai-'i a-lo-ha e,--- E hau-'o-li na 'o-pio o Ha-wai-'i ne-i,'O-li e!--- 'O-li-e!--- Mai na a-he-ahe ma-ka-nie pa mai nei,--- Ma-u kea-lo-ha no Ha-wai---'i.

わが国では何度目かのhawaiiann misic & hula dancing大流行中。1000人ウクレレも1000人フラダンスも会場に入りきらないような大盛況、mcが来年は10000人になりそう・・・とうれしそう。1000人ウクレレではついにKidsの集団も出場しました(将来のMr シマブクロたちという紹介あり)私のKAMAKAウクレレは50年以上前のもの、当時なけなしの全財産で手に入れた代物なのでKAMAKAのブースで現在のおねだんを見てかみさんも驚きましたよ、「ひと財産」なのだ!。圧倒される人ひと・・・と暑さ(これでもつゆあけしてないの?)なのだけど心満たされたあつい一日でした。

夕暮れ時、レンガの開港記念館から私の好きな馬車道をたどり,静かなcafe cha noirでひといきいれるといつものyokohama townが戻ってくれていました。