本日作業完了しました1台…修理でT様よりお預かり中の懐かしのSCOTT・VERTIGO LSD PRO号。
だいぶ長い期間放置されていらっしゃった様で「久々にポタリング等で使いたいので…」、そして「極力費用を掛けずに蘇らせたいです」との御依頼で、まずは総点検です💦
幸い雨ざらしの様な酷い状態ではなく、強烈に腐食している箇所もなく、チェーンも要交換なほど摩耗はしておらず…と言った具合いで、最低限交換が必要でしたワイヤー類全てを新品へ、そしてラチェットが左右ともバカになっていたシフトレバーに潤滑剤を染み込ませ時間を掛けて完璧に作動する様修理、仕上げにリアサスのエアーを補充したり、基本的な整備を全体に済ませて作業完了となりました👍
こちらのVERTIGO号、実は当店で御購入頂いたものでして、過去の台帳を調べてみると…1999年にお買い上げ頂いた記録がありましたので、なんと22年前のMTBとなります☑
独特なリアのリンケージに連動して、シート/トップチューブも可動するというメカメカしいシステム✨
当時のリアサスモデルは各メーカーオリジナルで、惹かれるデザインが多かったのを記憶しております。
MTB黎明期にフルリジットのクロモリフレームから乗り始めたマウンテンバイカーとして、ROCKSHOXから初めて発売されたフロントサスに憧れたり、カンチブレーキから(当時は)強烈な制動力を誇るVブレーキに移行し、前後のサスペンションストロークが長くなったDHバイクにハマり、チェーンディバイスなるものが登場したり、ディスクブレーキモデルが普通になったり、26インチから27.5や29ホイールになったり、ROADと同じく上位機種はカーボンになったり…つい歴史を回想、ふと昔を懐かしんでしまいました笑
T様…この度は修理の御用命を頂き誠にありがとうございました。またメンテ等、お待ちしております!!