『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.3951 亘理十三峠妄想試走

プランナーのTやさんが、なかなか試走に出向いてくれないので(笑)、いい加減しびれを切らして(いえいえ御期待に応えて)行ってまいりました『亘理角田丸森十三峠鉄やさん妄想ツアー』!!
どこもかしこも不安定な空模様でした本日、まさしくわざわざその怪しい雨雲の中へ分け入って来たのでありました。…そんな感じで天候悪し、湿度MAX、スパイダーネット多しのMTB最悪条件が3拍子揃った、個人的不快指数100%のライド…こんなライドの日は詩人になるしかありません(笑)
=亘理町運動公園スタート~箕輪峠一部ダート~割山峠旧道舗装路~四方山ダート~馬船峠ダート&廃道~高瀬峠ダート~小斎峠舗装路~福田峠舗装路~鈴宇峠舗装路~大沢峠舗装路~焼切林道旗巻峠ダート~枯木峠ダート~小斎峠舗装路~高瀬峠ダート~アップルライン~ゴール=まずは鉄やさんがBBSにUPしてくれました大雑把な上記内容から、自分流に行程表を作りました。
朝方の雨でぬれた路面もすっかり乾いた頃「亘理運動公園」をスタート
ひとつ目の峠は『箕輪峠(標高92m)』…スタートこそ晴れており、交通量の少ない小道を、気分よく進めました
見落としてしまったか、ダート区間はありませんでしたよ…鉄やさん!!



そして鉄やさんの指示どおり「割山峠旧道舗装路」をヒルクライムです。
こちらも交通量は皆無(笑)…NEOニューサイクリングの時代ですね



旧道の頂上より少し下り県道に抜けて二つ目の峠『割山峠(標高87m)』ですまだ天気が良く、行ける峠まで行ってやろう…とこの時点では強気です



次の指令「四方山ダート」のHC中に、急激に曇って来て遠くからは雷鳴が
登り切った四方山頂上で土砂降りとなり、しばし木々の下で雨宿りです
一気にテンションもダウンしますが、スマホの雨雲レーダーによれば15分後位には雨雲が通過する模様でした。
結局20分ほど足止めを食らって、雨脚が弱まった頃合いを見て再スタート
心は絶えずさまよいながら 至る所に跡を残して…って感じで心はブルーです



低く垂れこめた雨雲が、ようやく取れかけて来た亘理町を眼下に…。
見渡す景色のすべてが色づいて見えた。その一瞬、その理由を見つけられた。
…今のボクを作り出した 日々のせつなさと美しさを(笑)



さぁ、もう少し下ってみると、日が射して来ました。画像は角田市内
そこにあふれ出した光に 手を伸べたとき 見えました刹那の永遠が…(笑)



足止めを食らったお陰でだいぶ到着が遅れましたが、また少し降り出した雨の中、みっつ目の峠『明通峠(標高148m)』に着きました。引き続きブルー…



角田側の県道へ出ると、急激に晴れて暑さが増して来ました
今回のソロツアーで「唯一の癒し」となりました馬船林道の麓にある内沼(だったと記憶してます…)。思いがげず黄昏れてしまいましたさぁ、ここからが(鉄やさんが一番気になっているであろう)本番、馬船ダートです
鉄やさんのお教えどおり「廃道」であり、基本的に通行禁止となってはいますが、登山者の為かバリケードはなく軽四駆であれば登れそうな気配でした。
自転車に関して言えば、鉄やさんが妄想されている700×30C強クラスのタイヤでは、正直押しになる箇所多数ですねぇ…
まぁどちらにせよ、手付かず状態で人も車も入らないわけですから、スパイダーネットに絡まれ放題、スッパネで全身汚れまくり、気温高し&湿度MAX…登りながら「今日はこの峠で退散」することを決めてしまいました



そんなこんなで、やっとこ辿り着いた『馬船峠(標高232m)』…長かったぁ
…と安堵していると、またもや雷鳴が…
雨雲レーダーを見ると、だいぶ近づいて来ている様なので即退散開始…するも山元町側のダートがこれまた荒れ放題転ばぬ様注意しながら下り(も長かったなぁ…)県道へ飛び出ると、雨がポツらポツら
急いで亘理運動公園Pまで戻るも、これまたMTBでは長い舗装路の10㎞
やがて土砂降りの雨でズブヌレ状態となりましたが、ここは気持ちを切り変えて…汚れた身も(心も?)バイクも綺麗になるので、結果オーライで終了
●所要時間=3時間12分(足止め20分含む) ●走行距離=40.02㎞(GPS読み)
鉄やさん…たった4/13峠でしたが『40㎞』です(笑)。フルコースは単純計算でも倍以上ですね申し訳ありませんが、今の時季たいへん不快指数が高いコースと判明しましたので試走の続編はございません…あしからずm(__)m

緩やかに過ぎて行く日々、そして網戸をすり抜ける風も優しい今夜…
大いなる妄想ライドツアーは、儚く夢と消えたのでありました
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