色々な登山のホームページで、実際に登山した方の登山記録などを毎回楽しくチェックしています。
その中には、私が知らなかった登山ルートや登山口などが沢山あってとても参考になります。
そんな中、あるルートが気になりました。
寄沢(ヤドリギサワ) → 寄コシバ沢 → 鍋割山 → 雨山峠 → 寄沢
というルートです。
私、沢が大好きで、雨山峠も以前から気になっていたので、早速ゴーです😁
しかし舐めていましたね〜^^;
実際にどのような沢なのかも調べずに挑んだのが失敗でした。
登山口には、経験者向きの登山ルートで、登山ルートを見失う事故が多発しているとのこと^^;
さらに寄沢から、寄コシバ沢と雨山峠への分岐で寄コシバ沢は危険なので雨山峠ルートを推奨する案内の看板も出ていたのに、それでも寄コシバ沢をチョイスするという決定的な浅はかな思考!^^;
そもそも寄沢も危険で、天候によっては入っていけないそうです^^;
雨山峠も滑落や崩落箇所が沢山ある危険ルートです。
そこよりも危険な寄コシバ沢でした^^;
ちなみに後で知りましたが寄コシバ沢は、山岳図には破線ルート(登山ルート)の記載がないので、本当に経験者向きの場所だったみたいです^^;
その寄コシバ沢に足を踏み入れると、最初は寄沢と同様の沢でしたが、標高が高くなるにつれ雪が積もっていて、足を踏み込むと雪の中はスカスカで膝まで雪の中に入ってしまい、靴の中に雪が入ってきて、靴の中はグズグズの状態です^^;
しかも急登で這いつくばって登りましたが、気がつくとルートから外れていました^^;
参考にした以前に踏破した方の登山ルートのGPSの跡をなぞりますが、どうしても登れません^^;
雪の中にロープでも埋まっているのかな?
落石も頻繁に起こり、めちゃ危ないので、このルートでの鍋割山は断念して、分岐まで戻って雨山峠を目指しました。
雨山峠のルートは、またもや沢登りで楽しかったですね😁
富士山もパシャリ!😁
寄コシバ沢で沢山の時間を使ってしまったので、今回はここまで!😁
ここからは登山中の写真で案内しますね〜😁
まずは、車で東名🚗を走り大井松田インターで降りていつもは西丹沢自然教室に行くところを、反対に曲がり寄交差点を左折して道なりにずっと進んで、山の中にある寄大橋という赤い橋の手前に駐車します。
先客は1台だけでした。
その寄大橋の目の前にあるこのゲートを通り抜けて登山口を目指します😁
ゲートから1kmくらい歩くと登山口です。
登山口の側には下の写真のような寄沢の注意事項が書かれた看板が立っていました^^;
まずは寄沢(ヤドリギサワ)です😁
沢を渡るのに橋などは一度も出てこなかったですね😁
対岸にルートの続きがあります。
写真では分かりづらいですが、結構な水量でどこから渡るか探しながら進みます。
この沢渡りが結構ありましたね〜😁
なかなか楽しいです😁
この丸の表示が一応ルートの案内表示のようですね😁
次第に沢の幅が狭くなり、沢を渡りながらルートを確保する回数が増えてきます。
寄沢ルートは、沢から尾根ルートに入った後で下り尾根の反対側にある寄沢に下りるというのがありました。
そう思うと寄沢は広いなぁ〜😁
奥にぽつんとあるハシゴを登って、尾根ルートを登り、また下って沢に入ります^^;
また寄沢を登って行きます😁
途中どうしても渡れない箇所など出てきますが、その時は参考にした以前に踏破した方の登山ルートのGPSの跡をなぞります。
するとちゃんと巻道があったりします😁
助かりますね〜😁
そして問題の分岐点ですよ〜^^;
危険な雨山峠よりも危険と書かれた寄コシバ沢ですが、鍋割山ルートで一周するつもりでいた私は、なんとかなるだろうと浅はかな考えで足を踏み入れてしまいました!^^;
寄コシバ沢です。
この時点では、寄沢と同じなので楽観していましたよ^^;
標高が高くなるにつれて積雪が増えてきます。
それでも、まだ楽観しながら登山を楽しんでいます^^;
標高が1000m近くまでくると積雪の量がヤバいことになってきました^^;
ここで持参してきた軽アイゼンを装着します。
最初の難関が、この沢いっぱいを塞いでいる水が滴る巨大岩です。
滑落したら怪我するだろうなぁ〜と思いながらも何度もチャレンジして、濡れながらもなんとかよじ登りましたよ^^;
この時の心情は、こんな箇所を越えてしまったら引き返す事ができないから進むしかないなという思いです^^;
写真でわかるかな?
陽が射してきて、あちらこちらで雪壁が崩壊して雪崩が発生しています^^;
さらに落石の数が半端ないです!^^;
これか!危険の理由は!
しかも凄い積雪です!
軽アイゼンが全く役に立ちません!
どうしよう?
ここで自分の思慮の浅はかさを悔います^^;
ここで参考にした以前に踏破した方の登山ルートのGPSの跡を確認すると、ルートから外れています!
え?なんで?
しかし、鍋割峠の尾根まで残り50mです。
あと僅かだからこのまま進もうと、急登を四つん這いで進みますが、再度自分のGPSを確認すると尾根と並行して右に進んでいるだけで、全く尾根に近づいていませんでした^^;
これには参りました^^;
どうなってるの?
進んでいる急登は、さらに角度を増して行きます^^;
まさか雪山とは思ってなかったので、装備も不十分です。
ひとまず、ルートから外れたところまで戻り、ルートを再検討することにしました。
出発前に自宅で確認した地図です。
寄コシバ沢という分岐点から鍋割峠までの直線がルートだと思っていました^^;
参考にした以前に踏破した方の登山ルートのGPSはこちらです。
鍋割峠近辺を拡大しています。
そして、こちらが私の右往左往しているGPSの形跡です^^;
この右往左往でかなり体力を持っていかれました^^;
左に何かルートらしきものはありましたが、雪崩で塞がれていました。
それでも果敢によじ登ろうとしましたが、落石がいくつか降ってきたので、すぐに脱出しました。
他の箇所もよじ登りましたが、滑落必至で途中で断念!
周りには誰もいません^^;
これ、軽く遭難しているなとここで実感しました^^;
さらに登山用具の大切さも改めて痛感しました^^;
ちなみに、後でネットで調べたらかなり手前の大きな倒木の根っこ側に高巻きの目印の箇所があったそうです。
気づかなかった〜^^;
さぁ戻りますよ〜!
気合を入れます!
ちなみに右往左往していた時間は1時間以上です^^;
勿体無い!^^;
写真はそれほど変わっていませんが、とにかく落石が凄いです!
なんでこんなに脆いのと思うくらいに大小様々な石が降ってきます。
ヘルメット⛑を装着していないので、当たれば倒れて遭難必至です^^;
なんとか雪が無いところまで戻って来ました^^;
ここで軽く靴を乾かして、昼食にしました😁
そして雨山峠との分岐点まで戻ってきました。
心身とも疲弊していましたが、せっかくここまで来たので雨山峠まで行くことにしました😁
なんと雨山峠までまたもや沢登りですよ〜^^;
途中でまたもや山道に入り、また沢に下ります。
沢に下りる手前にあったこの崩落と滑落箇所です。
ここはヤバいですよ〜^^;
足元は凍結していて滑りやすいのに、幅が狭い!
ちなみに帰りに通った時は、落ちそうになりました^^;
雨山峠へのルートでは、沢の中を歩きます😁
楽しい〜😁
こんな箇所を登って行きます😁
ここでも落石が多いです^^;
しかし、寄コシバ沢に比べたら、めちゃ歩きやすいですよ〜😁
そして雨山峠の分岐点に到着〜😁
ここから檜岳か鍋割山に行くんですよね〜😁
あ〜どちらかに行きたかった〜^^;
ここで初めて、檜岳からの登山者と出会いました😁
この分岐からは、一応富士山も見えますよ😁
さぁ〜戻りますよ〜😁
戻る途中でパシャリ!
さらにもう1枚!
しかし今回の登山は8割が沢でしたね〜😁
軽く遭難もしましたが、無事に下山できて良かったですね〜😁
この下山したときの充実感も堪りません😁
今度は何処に行こうかな〜😁
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