優は結婚しても、子供が産まれても全く興味や関心が無かった。
毎日飲み歩き、帰宅しない日も多かったが信じていた故、疑う事も無かったがある晩、凄く不安で眠れなかった。
何度も何度も携帯に電話するが取らない。
不安で眠れなかった。
朝になり帰ってきた。
直ぐ、その場で浮気を問いただした。
違うよ。の一言が欲しくて。
答えは 浮気した。離婚しよう。
だった。
泣きそうになりながらも子どもたちを車に乗せ保育園へ連れて行く。
出勤前の車の中で1人泣いた。
仕事も全く手に付かず、職場の先輩方から体調を気遣われた。
私の中は不安しかなかった。
1人で2人の子供を育てられるのか?
今の仕事の給料じゃ2人の子供を養えない。
旦那の実家に同居しているので、家は出ていかないといけない。
目の前の生活で精一杯なので貯金等は殆ど無い。
どうしよう?
仕事中、そんな事を考えていたら旦那から電話が。
声も聞きたくないが、もしかしたら気が変わったのかもしれない。
と淡い期待を抱いて電話を取る。
電話の内容は、浮気相手の旦那さんから呼び出されたから今すぐ来て。
はぁ?なんで私が?
浮気したのはオメーらだろうが!
と内心キレながら指定の場所まで向かった。
仕事を抜け出して。