どん底で

　ノーヴィ・レパートリーシアター「どん底で」を見て参りました。四時間の上演で見終わった時に十一時は過ぎてました(^_^;)

　僕はこのマキシム・ゴーリキの作品が個人的に大好きでいつかやってみたい作品の一つなのであります。今回の感想は、いろんな意味で難しいです‥　ん～　おそらくこの作品を演じさせたら今回見たもので充分満足に値するものはあります。まぁこの作品を考えるにあたりいろいろ考えてしまうのは仕方のないことでもあるのです、どん底で‥

　この豊かな暮らしをしている我々でもなぜか、どうしてかどん底意識があるわけで…　酒を飲むしかない、飲み続けている‥　その絵が最近の自分と重なってしょうがないのです‥　酒を止めて更生しようと公言した役者が最後首を吊って自殺する最期なんかは他人事じゃないのよね～
　きっと現実を見たら‥　　その先には‥　絶望しか見えなかった
絶望が見えた　

　僕も保険とか年金とか現実を見ると憂鬱になり、酒を飲みながら演劇論を語っている時ぐらいが自分の存在意識を唯一感じる時であるし、最近は安楽死に興味があり、あぁあああっまるでどん底でじゃないか‥

　そんなこんなで高円寺に行き佐藤さんとまりりん、マックス、うじいえちゃん、マイトと飲む‥　やはりここもどん底であった。宿屋の女主人ワシリーサがバンブーの女主人まりりんになっていた‥　

おぉっ怖い！