昨日、海の女神の首がぶっ飛ぶ悲しい悲劇が神戸港で起こった。
オーシャンプリンス号の激突事故!
海の女神がきっと怒る! 海難や津波に警戒して欲しい。
トニーが昔、読んだブックチャレンジに、こんな話があった…
ギリシア神話で航海のお話というとトロイア戦争でのオデュッセウスの大航海の話である。
覚えているあらすじ
イオルコスという小さな国の王・アイソンは、弟のペリアスに王位を奪われ、息子のイアソンは半人半馬のケイロンに預けられて育てられました。成長するとイアソンはペリアスから王位を奪還するために故郷へ向かいます。一方ペリアスは予言の森・ドドナの神木から靴を片方だけ履いた者に王位を奪われるとの神託を受けていました。イアソンは故郷に向かう途中、川を渡る際に老婆に扮した女神・ヘラをおぶって渡り足を取られて靴を片方流してしまっていたので、ペリアスの前に現れたとき、靴を片方しか履いていませんでした。ペリアスはイアソンに王位を奪われると思い、無理難題を出して始末してしまおうと考え、地の果ての遠くにある軍神・アレスの龍が守る黄金の羊の皮を取って来られたら王位を譲ると提案。引くに引けないイアソンが出かける大航海がアルゴー号の航海のお話です。
当代一の腕利き大工・アルゴスが腕を振るって作った快速船・アルゴー号の船首には、ドドナの森の神木から切り出した女神・アテナの船首像が取り付けられおり、この船首像の導きや、航海の途中で出会った魔女・メディアの活躍もあって
イアソンの航海は成功しましたが、妻としたメディアは魔女中の魔女。イアソンへの愛の為とはいえ猟奇的な事件を起こし、悪い評判が立つことを懸念したイアソンは王位を継承せずメディアとともに国を出てしまいます。後にメディアと悲劇的な別れを迎えてやがて孤独な老人となり、最後は朽ちたアルゴー号の船首像の下敷きになって亡くなったと伝えられます。
ギリシャ神話は神様の話でなく人間社会の話だとトニーは思いました。
時の権力者や政治指導者は自分を大きく見せようと技術者や衛生科学者や芸術家を使って国民に崇拝や支持を求めます。
そして問題を隠すためにメディア戦略をしたり三権分立を無視した独裁政権を作ります。
しかしそんなインチキ支配者は必ず失脚します。
その前兆には女神の首が跳ねられるとルイ16世は言ってました。
女神像の首は日本の指導者夫妻になにを語っているのか?
23日午後5時ごろ、神戸市中央区の神戸港中突堤で、神戸ベイクルーズの遊覧船「オーシャンプリンス」(全長29・8メートル、170トン、定員345人)が岸壁に衝突し、船首部分と岸壁の転落防止柵約5メートルが破損した。乗員乗客計19人のうち乗客2人が軽傷。神戸海上保安部が事故原因を詳しく調べている。
同保安部によると、船は午後4時15分ごろに中突堤の浮桟橋を出港し、神戸港内を遊覧した後、同桟橋に戻ってきた。着桟しようとしたところ、前方の岸壁に船首から衝突した。
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