今年の1月?に初めてのブログを書いたはいいが、完全に存在を忘れ、半年以上してから2本目を書く始末……
おそらく、九州在住じゃない人は鉄道ファンであっても、『何?その車両?』となる人が多いと思われます。
なんなら一緒に写真も投稿してしまおうということで、この写真を。
これは大村線を走る「シーサイドライナー」から撮った写真です。
海のすぐ近くを走るので、沿線の景色はとてもきれいです。
この写真で乗っている車両は「キハ66系」という、国鉄時代からの気動車です。
おそらく、九州在住じゃない人は鉄道ファンであっても、『何?その車両?』となる人が多いと思われます。
この車両は博多に山陽新幹線が開通する際、筑豊地区へのリレー輸送のために国鉄が15編成30両作った車両です。
それゆえ、今年で運行開始から45年経っており、九州を走る気動車の中で最も古い車両になっています。
車内には、当時、新幹線にしかなかった転換クロスシートを取り付けられたり、冷房はキハ58系などについている分散型ではなく、電車用の強力な集中型タイプを使うなど、"豪華な設備の在来線"としても人気を博しました。
しかし、この車両でネックだったのがエンジンで、当初載せられていたエンジンが「子供が泣く」と言われるほど、とてもうるさいエンジンで、坂道を上っている時は、会話もできないと言われていました。
筑豊地区で活躍した後、筑豊線電化に伴ってキハ66系は長崎のほうへ転属され、それと同時に、音が小さいエンジンに交換されました。
今現在、キハ66系は3種類の塗装があり、大村線のテーマカラーとも言える「シーサイドライナー色」,沿線のハウステンボスにちなんだ「ハウステンボス色」,昔の姿を復刻させた「復活国鉄色」があります。
どれも地元に浸透して、欠かせないものになっていますが、今年よりついに車両交代となり、新造されたYC1系というハイブリッド気動車と入れ替えられていっています。
45年間、ずっと走り続けてきた貴重な国鉄型気動車も残り8編成
つい先日も大きな車両の運用入れ替えがあり、それによりキハ66系の大村線運用も朝夕の限られた時間のみに…………
もう引退に歯止めはかかりませんが、せめてもの、最後の最後まで、力強く走り抜いてほしいです…………( ´-ω-)
(今回はキハ66系の説明になってしまった……💦)
<最後に失礼ながら宣伝を……>
このキハ66系にまつわるクイズを作っております。
気晴らし(?)にでも、遊んでみてください。