幕末の開港場・横浜のメインストリート「本町通り」沿いに建つ歴史的建造物に、新しい建築物を織り交ぜながら、激動の歴史を経て、今もこれからも見守り続ける建物群を訪ね歩きました。
JR桜木町駅新南口前集合
新南口からペデストリアンデッキにあがると、こんな景色が広がる。
■ 横浜市庁舎
8代目庁舎として、北仲通南地区に地上32階、地下2階、高さ155.4mの新庁舎を建設。 令和2年(2020)1月竣工、6月に全面的に供用を開始した。(下写真は、アトリウム)
■ ミステリー建物・46階
360度のパノラマを一周して一望する。
■ 横浜第二合同庁舎
旧・生糸検査所。震災後の再建設計は横浜ゆかりの建築家・遠藤於莵。大正15年(1926)に竣工。昭和6年(1931)に増築され、戦前の横浜最大の建物として、キーケンの愛称で呼び親しまれた。
■ 県立歴史博物館
旧・横浜正金銀行本店。設計は明治建築界の巨頭・妻木頼黄。明治37年(1906)に竣工。その堅牢さゆえ5年の工期を要したが、震災では屋根を焼失しただけだった。昭和42年(1967)に神奈川県立博物館となった。
■ 横浜市開港記念会館(当時、改修工事中)
横浜商人の町会所があった場所。開港50周年を記念して、設計は公開コンペ、建設費は今でいうクラウド・ファンディングで、大正6年に竣工。
■ 神奈川県庁
震災復興建築の一つ。開港時、ここに神奈川運上所(税関)があった。公募による設計で、帝冠様式の初期建築。昭和3年(1928)に竣工。
■ 日本大通り(下写真は、横浜地方裁判所)
■ 横浜情報文化センター
旧・横浜商工奨励館。昭和4年(1929)竣工。横浜市建築課が設計。平成12年(2000)高層棟を増築し、旧建物は保全・改修された。(下写真は、館内のレストラン)
■ 横浜都市発展記念館(当時、改修工事中で写真未撮影)
旧・横浜中央電話局。改築計画中に関東大震災が起こったため、現在の設計に変更され、昭和4年に竣工。平成12年に保全・改修された。
■ 海岸通教会・開港広場
■ 横浜開港資料館(当時、改修工事中で写真未撮影)
旧・英国領事館。嘉永7年(1854)に日米和親条約が締結された場所に建つ。設計は英国工務省。外観は18世紀のジョージアンスタイル。昭和6年(1931)に竣工。昭和47年(1972)に廃止されるまで利用された。
■ 山下公園
■ 氷川丸
■ ホテルニューグランド(旧館2階)
震災により市内の多くのホテルが倒壊焼失したため、横浜市復興計画の一環として建設。設計は銀座和光を手がけた渡辺仁。昭和2年竣工。
中庭にて、解散。横浜中華街へむかうと、みなとみらい線元町中華街駅がある。
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