こんにちはー
今回は Amazon prime(2022.8.18現在)で視聴可能な映画
「残酷で異常」のあらすじ・感想を書いていきたいと思います!
「残酷で異常」は2014年にカナダで製作されたSFサスペンスです
原題は”Cruel & Unusual”
主演は「あぁ、結婚生活」のデビッド・リッチモンド=ペック。
全91分と比較的短い作品です。
妻の人工呼吸を行うもエドガーの妻は死んでしまいます。その数秒後、エドガーも気を失ってしまいますが、気がつくと車の中に戻っていました。混乱状態のまま、エドガーが自室の戸を開けるとあるはずの自室は消え失せ、代わりに謎の部屋が広がっていました。そこでは、身に覚えのない「妻殺し」の罪について追及されます。その部屋にはエドガーの他にも、自分の息子と娘を殺した男や、両親を殺した青年、自殺した場面を娘に見せてしまった女などたくさんの人が集まっていました。事態を理解できないままに、エドガーは「妻殺し」を何度も繰り返し体験するタイムリープに入ってしまいます。
あー、、よくあるタイムリープもので、後悔を消しに行ってハッピーエンドか。
なんて安直な考えで見たら大間違いでした。
重い重い。めちゃめちゃHeavyでした^ ^
まず、物語の序盤からただならぬ雰囲気が漂っているんですね。
エドガーさんよ、あなたは人の機微を察することができない人間だな?って。
んー、正直、エドガーさんにあんまり感情移入しきれないまま物語が進んでいくんですが…
両親を殺すタイムリープに入ってしまった青年、自分の子供を殺し続ける男の顔に諦念が浮かんでいるのが、本当にやるせなくなります。何回繰り返したらこんな表情になるんだろうか、とか、かつてはエドガーのようにタイムリープから抜け出そうとしたんだろうか。とか…
そして、物語終盤ですね。種明かしが始まっていきます。
エドガーが知らない、エドガーの周りの人間の物語。
彼が見ていた人間関係は一面でしかなかったことを これでもかと見せつけてきます。もう、人間の闇の部分てんこ盛り!背筋が寒くなります。
被差別人種ではなくて、男性で、お金もあるエドガーさん。無意識のうちに自分が優位だと見せつける行動をとってしまいます。
一方でエドガーの兄は公平な態度を見せています。一体2人をここまで別にしてしまったのは何だったのでしょうね。
私にはわかりませんが。どうか、公平な人間でありたいものですね。
さて、エドガーはなぜタイムリープしてしまうのか。エドガーの後悔が消えればタイムリープが終わるのか。
そして、エドガーはタイムリープから抜け出せるのか。それはみなさんに実際に確かめてもらえたらなぁと思います。
それでは今回はこの辺で。
今日も1日お疲れさまです。
明日もいい日になりますように…。