文吉のバイクってます。

文吉は「生涯旅人」をモットーにツーリングしまくっちゃいます。
愛車は【HONDA Revel500】です。

051001心の迷いが道をあやまる

2005-10-02 | ツーリング
今回は仕事の疲れが溜まっており、ストレス解消をしたくて「どこでもいいからSHADOW750を走らせたい」という気持ちが募った末のツーリングです。
日帰りで天気も良いので8月20日に行った「彩甲斐奥多摩ツーリング」を逆コースで廻ってみようと思いました。

2005年10月1日(晴れ)

10:08(7028)
自宅を出発しました。ガソリンは先日満タンにして帰ったので十分あります。

10:30(7031)
ショップ99でお買物 3点311円(カップヌードル、がぶ飲みミルクコーヒー500mL、越後雪国の天然水2L)
これで今日の昼食が確保できました。

10:54(7044)
所沢航空公園通過。ここまでかなり渋滞していた。

11:29(7059)
物見塚通過

11:52(7076)
軍畑通過

12:02(7084)
奥多摩のセブンイレブンで懐具合の調整。ATMで今日の必要経費を引き出す。金額はナイショ。

12:25(7096)
奥多摩第一駐車場通過。天気が良いので奥多摩湖には人が一杯いる。

12:42(7110)
大菩薩ラインを通っているとき猿がいた。茶色い物がいきなり道端にあるので大きな石が転げてきたのかと思ったら野性の猿だった。
背を向けた猿がこちらをじっと見るので、手前5mくらいのところまで寄って「サルー!!」と怒鳴ったらビックリして道の端に駆け寄った。その後もガードレールに身を隠すようにしてこちらを見送ってくれた。
こんなときに「カワイイー」などと言って餌を与える人がいるから、こいつらは人間を甘く見ているんだろうなと思った。

13:00(7123)
ものすごい崖崩れのあったところを通過した。「彩甲斐奥多摩ツーリング」の時は地元の兄ちゃんの「411号は途中「がけ崩れ」のため封鎖されている」という助言で迂回したが、ここがその現場だったんだなと理解した。
なるほど、これはすごい。高さ20m、幅30mほどの崖がいっぺんに地すべりして生えていたカラ松も根こそぎ倒れている。
現在は鉄のパイプとトタンの板でカバーをして応急処置されており、工事中の立て札と誘導員がいた。一応片側通行ができる状態にあるので誘導員の指示に従って通過できた。写真も撮りたかったが工事のジャマになりそうなので通過する。

13:11-23(7132)
柳沢峠に到着。休憩。富士山が良く見えるが、この時期の富士山は雪をかぶっていないのであまりきれいじゃない。

13:35(7142)
大菩薩の湯通過

13:43(7149)
塩山市内と三富方面への分岐路に着く。三富方面へVターンするような形になる道を選ぶ。
しかし、このとき私は大きな過ちを犯してしまった。
本来なら「フルーツライン」と呼ばれる県道213号へ行かなくては行けないのだが、その手前の県道207号へ入ってしまっていたのだ。
走り出して数百m行くと段々民家も無くなり、さびしい山道になっていくので自分の間違いに気づいた。
この時に引き返せば良かったのだが、地図を見ると途中から細い林道が三富まで繋がっているのでこのまま進んでみた。最初のうちは鼻歌まじりに快適に走っていたが10分以上走っているのに一台も車と行き交わさないのとどんどん山のほうへ登っていくので少し不安になってきた。

13:57-14:25(7158)
ちょっとした祠があって、清水が流れている場所へ来た。お腹も空いたし休憩する。
幅3m程の道は一応舗装されている。どうせ人なんかやってこないのだから道の端でお湯を沸かしてカップヌードルを作る。ショップ99でペットボトルの水を買ってはいたが、せっかく清水があるのだからこの水を沸かした。
カップヌードルと家から持参のロールパンを食べてお腹が膨れると、気持ちも楽になる。「よしこのままどんどん行ってやるぞ」と自分に自分でハッパをかけた。

14:50(7166)
登りも頂点までいって下りに入っている。約2Kmほど下ったところで道がプツンと切れてしまった。正確に言うとここからはものすごいガタガタのダート道。とてもアメリカンの750で下りれるものではない。私にはそんな腕も度胸もない。泣く泣くUターンすることを決意する。
しかし、少し下りになっている幅3mの道をUターンするのはしんどかった。慎重に何度も切り返しながら必死でUターンすることができた。今日はいつもより荷物が少なくて良かった。

15:19(7182)
やっと三富方面への分岐路までたどり着く。約2時間のロスタイムをどう克服するか。少しハイスピードでフルーツラインを走る。
15:26(7189)
フルーツラインを抜けて雁坂トンネル方向へ進む。

15:30-16:26(7193)
りっぱな旅館「白竜閣」を見つける。「入浴料五百円」と看板があったので誘われるように入っていく。
フロントには誰もいない。玄関正面にテーブルが置いてあり、お婆さん二人が雑談している。「ごめんください」と声を掛けるとおばあさんが返事をしてくれた。
「お風呂だけでもいいですか?」「五百円です」「タオルもください」「百円です」の交渉が成立して浴室へ行く。
浴室は一階にあるが、エレベータで降りる? なんとフロントは四階だった。
浴室は広々としていて、湯船も広い。もちろんボデイシャンプーとリンスインシャンプーは備え付き。奥に「露天風呂」の表示が書いた扉があり、らせん状の階段をおりるとこれがまた立派な露天風呂。
これで五百円は絶対安い。これからこの方面を通るときの私の定番になりそうだ。

中に入ると竹筒を通して3mくらいの高さから源泉を湯船に掛け流しになっており、打たせ湯も兼ねているがこれが熱い。数秒で退散。
お湯はこのあたりはみんなそうなのだろうが、無色透明・アルカリ性で肌をすべすべにしてくれる。効能書きによると神経痛、筋肉痛、打ち身、冷え性などに効き疲労回復にも効果があるそうだ。

露天風呂の横には川が流れており、奥に滝が見える。景観は抜群だ。
この段階まで貸しきり状態だったので写真を何枚か撮った。
露天風呂から内湯にもどると今日の宿泊者だろうと思われる人たちが入ってきた。

16:38(7204)
雁坂トンネルに入る。入場料560円

17:05(7230)
道の駅「おおたき」トイレ休憩。すでに売店などは店じまいしており、無人化していた。
大滝→ループ橋→正丸トンネル

17:45(7251)
SHADOW750の動きが急にガクン、ガクンとなってガソリンが無くなったことを知らせてくれた。レバーをリザーブにする。

18:11(7268)
ガソリンスタンドに寄る。11.42L 1467円 燃費21.0Km/L
巾着田→川越

19:40(7316)
自宅に着きました。

本日の走行距離 288Km
今回から費用も集計します。文吉は「1日3000円以内ですますツーリング」を理想としておりますが、今回は見事予算内で収まりました。

有料道路   560
ガソリン   1467
食費     311
風呂     500
土産(タオル) 100
ーーーーーーーーーーーー
  合計   2938









2 コメント

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はじめまして。 (枯楊)
2005-10-06 17:46:25
はじめまして。

jab-netから辿って来ました。僕もshadow乗りです。400ですけど。

いつもは日帰りツーリングなのですが、こちらのブログを拝見してキャンプツーリングも悪くないとそそられてしまいました。大阪在住なので道ですれ違うことは滅多にないと思いますけれど、ブログの更新楽しみにしています。
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いつかどこかで (文吉)
2005-10-07 06:29:50
枯楊さん

いらっしゃいませ。大阪の方ですか。

あの「鉄人」加曽利隆さんは「生涯旅人」をモットーにしています。私も少しでもその域に近づきたいと思っていますが、なかなかどうして・・・

旅を続けていればいつかはどこかで会えるかもしれませんね。
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