文吉のバイクってます。

文吉は「生涯旅人」をモットーにツーリングしまくっちゃいます。
愛車は【HONDA Revel500】です。

140702日本一周「四国・九州・山陰ツーリング編」第05日目

2014-07-30 | ツーリング
いよいよ四国での最後の日をむかえました。
そうなると「文学好きな文吉」が行くところって決まりますよね。お風呂もあるし。

2014年07月02日(水)晴れ

04:40
起床。昨日の蚊にはさすがに参った文吉ですから、虫対策は万全で寝ました。
蚊取り線香は大、小二つ並べて、露出している部分には虫よけスプレーを目いっぱいかけて寝ました。
おかげで、ぐっすり眠れたので清々しい朝をむかえることができました。

起きたらすぐにテントを撤収してバイクに積み込みます。



トイレ兼炊事場で水を汲んできて朝食の支度をします。
テーブルセットはSHADOW750jrの左サイドバッグにいつも入れているので、どこでも簡単な食事ができるようにしています。
文吉の家では朝食は「パンとコーヒー派」なので、こんな感じが一番落ち着きます。



スプライトのペットボトルの中には「フルーツ・グラノーラ」を入れており、いつも暇さえあればバリボリかじってビタミンを補給しています。



朝食の間に米を炊いて、今日のお弁当用にランチボックスに詰めておきます。

文吉の朝食がおわるころに、おとなりのグループの人たちが起きてきました。
女性陣がかいがいしくゴミだしや朝食の準備をしているのですが、ビールの空き缶の山にはおどろきました。
確か全部で大人8人のグループだと思いましたが、ざっとみても100本くらいありそうです。これが一晩の消費量なのでしょうか。

まあ、他人のことはほっといて、少しこの公園を散策します。
朝の気持ちの良い中を少し歩くと大きなウシガエルがいましたが、写真はありません。

08:00(14095)
日平キャンプ場を出発します。
県道4号を松田川沿いにどんどん登っていきます。

この松田川は四万十川のように大きくはありませんが、とてもきれいな川です。
しばらく行くと湧水があったので、一口飲んで喉を潤します。



県道4号は山道ですが、どこまでもいくとやがて海岸沿いの国道56号(宿毛街道)と合流します。

08:57(14125)
道の駅「津島やすらぎの里」到着。
きびしい山道をずっと走ってきたので、少し休憩します。



この道の駅は愛媛県宇和島市にあるので、「海の幸」、「山の幸」の両方が味わえるお店が揃っています。
「ところてん」や「てんぷら」が美味しそうなので、「野菜てんぷらセット」をお弁当のおかずに買いました。
また、屋台のタコ焼き屋を素通りできず、買ってその場で食べました。8個入りで250円は安いですね。



国道56号は宇和島街道からやがて松山自動車道と重なって、無料の高速道路になります。
地方に行くと、このようにある特定区間だけ無料で利用できる高速道路がよくあります。
文吉のカーナビは「高速を使用しない」に設定してあるので、無料部分だけを拾ってくれます。
これは便利ですが、いきなり周りの車が100Km/h以上で走り出すので、最初は戸惑いますね。

そんなこんなでかなりのショートカットをして、松山市に入りました。

13:15(14235)
松山城到着。

お城の周りを約一周して無料の駐車場を見つけました。
ちょうどお城の二の丸の登り口になります。
でも、ここから二の丸までがかなり傾斜のきつい山登りになるんです。
そうとは知らずにライダーブーツのまま行ったので一苦労しました。

やっと二の丸から本丸にたどりつきましたが、入り口のところに変なお侍さんが立っています。
こいつはどうやらお城のマスコットで、観光客を癒してくれるみたいですが、純粋にお城の写真を撮りたい文吉には邪魔ですね。
こんなに離れて撮るしかないですね。



ちょっとお城に近づくと本当に邪魔です。着ぐるみなら写真を撮る間どいてもらいますが、こいつは置物なのでそうもいきません。
ここにこれを置いた人のセンスを疑ってしまいますね。



入場料500円を払って、中に入ります。
天守閣まで登ったときに、二人組の若いお姉ちゃんに頼まれてスマホのシャッターを押してあげました。
二人は山口県から来たというので、どこか良い名所みたいなところは無いか聞くと「角島が良いですよ」と教えてくれました。
下関の上の方らしいです。この時は角島について何の知識もありませんでした。

お城を出ると強い日差しが襲い掛かります。顔中に汗が湧き出てきます。
こんな時は冷たいものが欲しくなりますよね。
ご当地の「伊予柑ソフト」美味しかったなあ。430円








15:25(14239)
道後温泉到着。
松山城からわずか4Kmのところにある有名な温泉です。この本館は重要文化財にも指定されています。

松山にはこの温泉に入るためだけに訪れる観光客もたくさんいます。
そのためか、駐車施設がきちんと確保されていて、Shadow750jrも観光案内所の裏に無料で停めることができました。



ここ松山市は夏目漱石の「ぼっちゃん」で有名な街です。いたるところで「ぼっちゃん」を冠したものと出会えます。
野球場だって「坊っちゃんスタジアム」って名前にしたくらいですから。

特にこの道後温泉は漱石がとても気に入って、毎日のように来ていた温泉ですから、ぼっちゃんの登場人物たちも勢ぞろいです。
ベンチのおじさんはさっきからずっと動かずにスマホをいじっています。
文吉がカメラを構えても一向に気にする様子がありません。
他の観光客もしかたなく、このおじさん込みでシャッターを押していました。



この人が漱石先生です。文吉ではありません。
お風呂から上がってきたようなので、文吉は入れ替わりでこれから入ります。



道後温泉には料金体系は一番安い一階の「神の湯」の400円から浴衣、お茶菓子がセットになった二階の「霊の湯」1500円まで4種類あります。
2007年の5月に妻と四国一周ツーリングに来た時には一番高いお風呂に入ったので、今回は一番安いところをチョイスしました。
この「神の湯」は地元の人も銭湯がわりに利用するので、タオルも石鹸類もみんな自前です。

文吉が頭を洗っていると、となりに外国人が腰かけました。
2mはあろうかという白人の大男です。30代前半くらいだと思います。たぶん。
タオルはここの貸タオルを持っていますが、石鹸もシャンプーも何も持っていません。

文吉が貸してやると喜んでくれました。
どこから来たのか聞いてみるとオランダから一人で来たそうです。
文吉にはオランダと言うと「チューリップ、サッカー、風車」くらいのイメージしかありません。
都市名はアムステルダムとロッテルダムくらいしか知りません。
まあ、そんな知っているだけの単語を並べたら(風車は英語で何と言うのかわからないので言いませんでした)顔がほころんで嬉しそうにしています。
どうやら、日本人から話しかけられるのは初めてだったようです。

すっかり、打解けたのか湯船につかっても饒舌になって文吉に話しかけてきます。
根は明るい若者なんですね。
なんでも、自分の兄とおじさんが共同でチューリップ農家をやっているので、自分もこの旅が終わったら手伝いをするそうです。
文吉が先に上がると「アリガトウ」と唯一知っている日本語でこたえてくれました。

「See you. Have a nice trip!!」

お風呂から出ると今日の宿探しをしなくてはいけません。
雲行きがなんだか怪しくなってきています。
スマホの天気予報で調べると「明日は雨」となっているので、キャンプはやめておきます。
そうなると文吉のパターンはだいたい決まってきますよね。

17:50(14252)
ラウンドワン松山店到着。
さっそくカラオケボックスに入ります。
フリータイムは19:00からなのですが、この時間でも受け付けてくれました。
予約だけして外に何か食べに行こうと思っていたのですが、まあ、良いか。

ワン・オーダーしなくてはいけないので、「きつねうどん」を頼みます。
それに持参のごはんと天ぷらセットで結構おなかいっぱいのディナーになりました。





あとはいつものように、少し歌ってから寝ました。





【本日の記録】

走行距離  157Km  通算 817Km
給油 00.00L  通算 24.81L






つづく・・・

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
”行きたくなりました” (もっちゃん)
2014-07-31 00:14:16
四国、おかげで行きたくなりました。
伊予柑ソフト、道後温泉要チェックです。

ちなみに、風車(ふうしゃ)はwindmillで風車(かざぐるま)ならpinwheelですよ。
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英語もできるんだあ (文吉)
2014-07-31 08:39:58
ポン吉
コメントありがとうございます。
おどろきました。
ポン吉が英語をしゃべるなんて。
57年も日本にすんでいると、いくらタヌキでも日本語はできるようになるとは思っていたけど、英語までマスターするなんて。
もし、君がタヌキ界にすんでいたら”天才”と呼ばれていたかもしれないのに、惜しかったなあ。

それにしても、”ふうしゃ”と”かざぐるま”って全然大きさが違うのに、漢字にすると同じ字なんだね。
これって、繊細な日本人とおおざっぱな中国人の表現力のちがいなのかな。


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