毎年2月になると行きたいなと思っていけなかったところがあります。
遠くオホーツクの海を旅してきた氷が網走の港にたどり着くのです。その名も「流氷」・・・
自称「土、日は常に旅人」の文吉にとって、北海道はあこがれの地です。でも、そう簡単には行けないところでもあります。
2年前の夏にツーリングした時は富良野を中心にして北海道の真ん中あたりを走りました。
文吉にとっては一生の思い出に残る旅でした。
今年は妻と一緒に、旅行会社のツアーに申し込みをしました。
冬の北海道をバイクで旅する度胸は文吉にはありませんから。
往きも帰りも飛行機で、道中はすべて観光バスで、流氷見物は船でという「まことに至れり尽くせりの他力本願の旅」です。
なぜ、そんな年寄りみたいな旅を選んだのかって?
文吉はもうすぐ55歳になります。昔なら、定年ですよ。
はい、もう立派なジジイなんです。
でも、写真は腐るくらい撮りまくりました。
総数988枚。
二泊三日でこの枚数は新記録ですね。
その写真をブログ用に選別するだけで、三日もかけてしまいました。
だから、今回は文章は少なくして、できるだけ写真を載せてみたいと思います。
そんなこんなで、今回は特別番外編で3部作となります。
第一部
2012年02月19日(日)晴れ
05:00
まだ文吉が通勤に使うバスは動いていません。
最寄りの駅までバイクで乗り付けて駅のそばの駐車場(有料)に置きっぱなしにするという計画です。
こんな時間に出発するのは羽田空港に7:40までに行かなくてはいけないからです。
しかし、いきなりアクシデント発生。
Shadou750のバッテリーがあがっていて、かかりません。
しばらく動かしていなかったので、機嫌を損ねたようです。
しかたがないので、車で駅の近くの駐車場まで行って、三日間ここに置きっぱなしにすることで乗り切りました。
あわただしく電車で浜松町まで行って、モノレールに乗っかるとなんだか旅情を感じることができます。
「いよいよ空港から飛行機に乗って旅するんだ」という、日常とは違う緊張感みたいなものと言ったほうが良いでしょうか。
空港についたら旅行会社の受付でチケットをもらって、飛行機に乗り込みます。
08:30
定刻通り、JAL505便は出発します。
高度が3千メートルを超えるとあっという間に眼下に雲が広がり、さらに上昇しながら前に進んでいきます。
一万メートルを超えるころにところどころ雲の隙間に垣間見える陸地は東北地方とのこと。
速いものですねえ、まだ乗り込んで1時間くらいしかたっていないんですよ。
10:03
ほぼ定刻通りに新千歳空港へ降り立ちました。
ツアーの一団がバスの添乗員さんの旗のもと、修学旅行の中学生のように並んで表にでたら一面雪景色。
もう、それだけで異国に来たような感じがします。
バスはこの雪景色の中をどんどん進んで高速に乗り、延々と走り続けます。
12:10
やがて、「砂川ハイウエイオアシス」でトイレ休憩です。
雪の中に埋もれたように達っている休憩所が本当にオアシスのように見えました。
とにかく、我慢してましたから。何をって? 小さい方ですよ。
可愛い雪ダルマがお出迎えしてくらます。
ここを出発したところで、バイク仲間の暇~人さんに電話します。
実は今回の旅の目的の一つに旭山動物園で私にとっては二年ぶり、妻にとっては初めての暇~人さんとのご対面があります。
13:30
旭山動物園到着です。暇~人さんはすでに到着して待っていてくれました。
再会のあいさつもそこそこにさっそく園内に入ります。
何せここでの滞在時間は90分ですから、あわただしいものです。
大急ぎで動物たちを見て回ります。
【タンチョウツル】
【オオカミ】
【エゾシカ】
【シロクマ】
【ペンギン】
【ユキダルマ】?・・・
やっぱり冬に来てよかったですね。
寒い地域からやってきた動物たちですから、夏に見たときと違って、実に生き生きとしています。
やがて、お楽しみの「ペンギンのお散歩」の時間になりました。
アザラシも氷の隙間から顔をのぞかせています。
しかし、何と言っても圧巻はアムールトラです。
トラと言ったら、ベンガルトラに代表される暑い地域の動物というイメージでしたが、ロシアのアムール地方には雪に強いトラがいたんですね。
ここにいるのはメストラのため、1M50センチくらいの小さいトラですが、オスだと2M50センチくらいあるそうです。
14:00
暇~人さんとお別れして、バスは層雲峡へ向かいます。
14:55
層雲峡は夏にもやってきたところです。
「銀河の滝、流星の滝」でおなじみですが、全面雪に覆われていてどこが滝やらわかりません。
とりあえず看板の前で各々写真を撮りっこなどして出発。
とにかく寒くてすでに氷点下になっているので、軽装では5分と外に立っていられないほどです。
15:20
層雲峡温泉にあるホテルに到着。
ホテルにチェックインして、荷物を部屋におろすとすぐに出発。
日の入りが速い北海道ですから、すでに薄暗くなりつつあります。
15:50
ホテルから5分ほど歩いたところで、「氷瀑まつり」が開催されています。
「氷瀑」とは針金や板等で骨格だけ作った建造物に水を吹きかけると、見る見るうちに凍っていきます。
凍っては吹き付け、吹き付けては凍るということを繰り返すうちにりっぱな氷の建物が出来上がるのです。
それらをライトアップしたり、レーザー光線を当てたりして幻想的な空間を作り出していました。
ちなみに入場料は入りませんが、お気持ちとして一人200円を払います。
サービスで甘酒をいただきました。
すでに氷点下20度近くになっていますので、早々にホテルへ戻って夕食をいただきます。
食事のあとはホテル内の温泉に入って、部屋で一息入れていたころに外で歓声が・・・
何かと思って窓の外を見ると花火が上がっていました。
わずか数分間でしたが、冬の花火を見ることができました。
そんなこんなで第一日目が過ぎていきましたとさ。・・・つづく
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【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
人気blogランキングへ
「自分に何かできることはないか?」
もし、あなたが被災地の方々へ一言、励ましのメッセージを送りたいと思ったら
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きっとあなたの思いが届きます。
東北方面地震の被災者の方々へ心よりお悔やみ申し上げます
遠くオホーツクの海を旅してきた氷が網走の港にたどり着くのです。その名も「流氷」・・・
自称「土、日は常に旅人」の文吉にとって、北海道はあこがれの地です。でも、そう簡単には行けないところでもあります。
2年前の夏にツーリングした時は富良野を中心にして北海道の真ん中あたりを走りました。
文吉にとっては一生の思い出に残る旅でした。
今年は妻と一緒に、旅行会社のツアーに申し込みをしました。
冬の北海道をバイクで旅する度胸は文吉にはありませんから。
往きも帰りも飛行機で、道中はすべて観光バスで、流氷見物は船でという「まことに至れり尽くせりの他力本願の旅」です。
なぜ、そんな年寄りみたいな旅を選んだのかって?
文吉はもうすぐ55歳になります。昔なら、定年ですよ。
はい、もう立派なジジイなんです。
でも、写真は腐るくらい撮りまくりました。
総数988枚。
二泊三日でこの枚数は新記録ですね。
その写真をブログ用に選別するだけで、三日もかけてしまいました。
だから、今回は文章は少なくして、できるだけ写真を載せてみたいと思います。
そんなこんなで、今回は特別番外編で3部作となります。
第一部
2012年02月19日(日)晴れ
05:00
まだ文吉が通勤に使うバスは動いていません。
最寄りの駅までバイクで乗り付けて駅のそばの駐車場(有料)に置きっぱなしにするという計画です。
こんな時間に出発するのは羽田空港に7:40までに行かなくてはいけないからです。
しかし、いきなりアクシデント発生。
Shadou750のバッテリーがあがっていて、かかりません。
しばらく動かしていなかったので、機嫌を損ねたようです。
しかたがないので、車で駅の近くの駐車場まで行って、三日間ここに置きっぱなしにすることで乗り切りました。
あわただしく電車で浜松町まで行って、モノレールに乗っかるとなんだか旅情を感じることができます。
「いよいよ空港から飛行機に乗って旅するんだ」という、日常とは違う緊張感みたいなものと言ったほうが良いでしょうか。
空港についたら旅行会社の受付でチケットをもらって、飛行機に乗り込みます。
08:30
定刻通り、JAL505便は出発します。
高度が3千メートルを超えるとあっという間に眼下に雲が広がり、さらに上昇しながら前に進んでいきます。
一万メートルを超えるころにところどころ雲の隙間に垣間見える陸地は東北地方とのこと。
速いものですねえ、まだ乗り込んで1時間くらいしかたっていないんですよ。
10:03
ほぼ定刻通りに新千歳空港へ降り立ちました。
ツアーの一団がバスの添乗員さんの旗のもと、修学旅行の中学生のように並んで表にでたら一面雪景色。
もう、それだけで異国に来たような感じがします。
バスはこの雪景色の中をどんどん進んで高速に乗り、延々と走り続けます。
12:10
やがて、「砂川ハイウエイオアシス」でトイレ休憩です。
雪の中に埋もれたように達っている休憩所が本当にオアシスのように見えました。
とにかく、我慢してましたから。何をって? 小さい方ですよ。
可愛い雪ダルマがお出迎えしてくらます。
ここを出発したところで、バイク仲間の暇~人さんに電話します。
実は今回の旅の目的の一つに旭山動物園で私にとっては二年ぶり、妻にとっては初めての暇~人さんとのご対面があります。
13:30
旭山動物園到着です。暇~人さんはすでに到着して待っていてくれました。
再会のあいさつもそこそこにさっそく園内に入ります。
何せここでの滞在時間は90分ですから、あわただしいものです。
大急ぎで動物たちを見て回ります。
【タンチョウツル】
【オオカミ】
【エゾシカ】
【シロクマ】
【ペンギン】
【ユキダルマ】?・・・
やっぱり冬に来てよかったですね。
寒い地域からやってきた動物たちですから、夏に見たときと違って、実に生き生きとしています。
やがて、お楽しみの「ペンギンのお散歩」の時間になりました。
アザラシも氷の隙間から顔をのぞかせています。
しかし、何と言っても圧巻はアムールトラです。
トラと言ったら、ベンガルトラに代表される暑い地域の動物というイメージでしたが、ロシアのアムール地方には雪に強いトラがいたんですね。
ここにいるのはメストラのため、1M50センチくらいの小さいトラですが、オスだと2M50センチくらいあるそうです。
14:00
暇~人さんとお別れして、バスは層雲峡へ向かいます。
14:55
層雲峡は夏にもやってきたところです。
「銀河の滝、流星の滝」でおなじみですが、全面雪に覆われていてどこが滝やらわかりません。
とりあえず看板の前で各々写真を撮りっこなどして出発。
とにかく寒くてすでに氷点下になっているので、軽装では5分と外に立っていられないほどです。
15:20
層雲峡温泉にあるホテルに到着。
ホテルにチェックインして、荷物を部屋におろすとすぐに出発。
日の入りが速い北海道ですから、すでに薄暗くなりつつあります。
15:50
ホテルから5分ほど歩いたところで、「氷瀑まつり」が開催されています。
「氷瀑」とは針金や板等で骨格だけ作った建造物に水を吹きかけると、見る見るうちに凍っていきます。
凍っては吹き付け、吹き付けては凍るということを繰り返すうちにりっぱな氷の建物が出来上がるのです。
それらをライトアップしたり、レーザー光線を当てたりして幻想的な空間を作り出していました。
ちなみに入場料は入りませんが、お気持ちとして一人200円を払います。
サービスで甘酒をいただきました。
すでに氷点下20度近くになっていますので、早々にホテルへ戻って夕食をいただきます。
食事のあとはホテル内の温泉に入って、部屋で一息入れていたころに外で歓声が・・・
何かと思って窓の外を見ると花火が上がっていました。
わずか数分間でしたが、冬の花火を見ることができました。
そんなこんなで第一日目が過ぎていきましたとさ。・・・つづく
**************************************************************************
【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
人気blogランキングへ
「自分に何かできることはないか?」
もし、あなたが被災地の方々へ一言、励ましのメッセージを送りたいと思ったら
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東北方面地震の被災者の方々へ心よりお悔やみ申し上げます
なかなかお目にかかれない旬な風景を楽しませて頂く事が出来ました。
第二部以降、続きも楽しみにしています!
朝霞駐屯地や入間基地から飛行機に乗れると楽なんですけどね
その節はお世話になりました。
おかげさまで、楽しいひと時を過ごすことができました。
妻も十分満喫できたようです。
スノーモービルは一度は乗ってみたいと思っています。実は、第二部ではスノーモービルに乗る機会はあったんですよ。
あくまでも機会だけですけど・・・
ご無沙汰です。
寒い日が続いて、なかなかバイクに乗れないですね。
文吉もやっと新しいページをアップすることができました。
とはいっても、飛行機とバスと船の旅ですけど。
第二部はもうすぐアップしますので、ご期待ください。
お疲れ様です。
相変わらず、仲の良い事で結構な事でございます。
初日から、催し物がてんこ盛りで、広い北海道をあっちこっちと
結構、ハードなスケジュールのようですね。
それにしても、氷点下-20°って、なんですか、寒すぎです。
笑い顔も引きつってしまいそうですね
続きは「厚着」の準備をして、待っています。
私達は3月の北海道でしたが雪が残りよかったです。しかしこの真冬の北海道更にいいですね。しばれて愛されて、奥様もお喜びでしょう、いいですね夫婦仲の良いのは。ごちそうさまです。
それに それに 雪だるま♪ 可愛いね。
雪ふわふわでしたか?
つぎが楽しみです
バスツアーというのは本当にてんこ盛りのイベントがまっています。
忙しなく走り回っても、ひとりも脱落者がいないのは日本人の真面目さなんでしょうね。
でも、あれも見たい、あそこにも行きたいという欲があるいじょうこれは仕方の無いことです。
一番大変なのは、運転手なんですけどね。
マイナス20度なんて、関東に住んでいたら絶対体験できないですね。
というより自分の背丈より深い雪を文吉は初めて見ました。
雪ダルマは文吉も大好きです。
行く先々で色んな雪ダルマに遭遇しましたが、時間があれば写真に撮って来ました。
次も期待していてください。