前回行った「かわせみ河原キャンプ」が楽しかったので、続けて行くことにしました。
文吉は独りで行っても良いけれど、ポン吉がすねてグチグチうるさいので今回は連れて行くことにしました。
一週間の内に2回も同じ場所にキャンプに行くのは初めてですが、それだけここが気に入っているんです。
決して、経済的な理由だけではないんですよ。・・・たぶん。
2014年10月18日(土)晴れ
今日も良い天気です。なぜ、文吉が出かけようと思うと晴れるんでしょうか?
賢明なる読者なら、ご存知ですよね。
文吉の正体は、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者:水木しげる先生も知らなかったという妖怪「晴れ男」だったからですね。
(140716日本一周「四国・九州・山陰ツーリング編」第19日目《後編》:参照)
11:11(20049)
ガソリン満タンで自宅を出発します。
家をでるのが、予定より20分も遅れたことは文吉の失態です。
それは聞くも涙、語るも涙のとても悲しい出来事があったからなのです。
この話は今回のキャンプツーリングとは直接関係ない話しなので、サラッと説明しておきますね。
実は、文吉が忘れ物を探すのに手間取ったという事件があったからなのです。
「文吉も年取って、ボケたのか?」って、思われても仕方ないですね。
でも、断っておきますけど、文吉は子供のころから「忘れ物」は日常茶飯事でしたから、今にはじまったことではないのです。
11:32(20052)
そんなわけで、ポン吉との待ち合わせの場所に約30分遅れで到着。
ポン吉は思った通りグチグチとガキみたいに言っております。
「誰が連れて行ってやると思っているんだ」って・・・、文吉は口には出しません。
文吉は大人なので腹の中で思うだけです。
川越までは流れるように進んでいたのですが、川越に入ったところから急に渋滞が始まりました。
「何か、事故でも起きたのかな」と思いながら、ノロノロ進んでいたら、今日は「川越まつり」だったんですね。
国道254号を東松山→嵐山→小川と進んでいきます。
13:21(20099)
ヤオコー(大型スーパー)があったので、今日の買い出しのために立ち寄ります。
今日は二人分の食糧を調達するので、前回より荷物がふえましたが、割り勘にすると、一人分の料金は安く済みました。
13:51
かわせみ河原キャンプ場到着。
入り口のところに料金所があって、係りのおじさんがニコニコしています。
ここは環境美化のために車一台につき300円を払うことになっています。
このことは別に問題ではありません。文吉もポン吉も自然を維持するためにはお金が必要なこともわかっていますから。
では、なにが問題なのかと言いますと、「10人乗れる車も、一人だけ乗っているバイクも、同じ一台」という考え方です。
つまり、文吉とポン吉はそれぞれ300円づつ、計600円支払うわけです。
「普通の駐車場では、バイクは車の半分以下の料金ですよ」と言っても聞いてくれません。規則は規則ですからね。
「来年からは車は500円に値上げすることになっているんですけど、バイクは据え置きですから」との説明を受けて、半分ほど溜飲が下がりました。
でも、名目が「環境美化のため」だったら、車の数より、「一人いくら」と料金を設定するべきではないかとも思うんですけどね。
まあ、いわゆるこれが「お役所仕事」ということで、世間は納得するんでしょうね。本当にお勤めご苦労さまでございます。
何はともあれ、ここは良いところです。
今日は土曜日なのでたくさんのキャンパーがいます。大型のキャンピングカーが何台も来ています。
「こいつらも同じ300円なの?」って、また腹の中で思ってしまう文吉でした。
とりあえず、テーブルを用意してお昼にします。
今日も、妻はおにぎりを作ってくれました。感謝です。
それから、テント張りをするわけですが、今日は風もないし、二人で協力して張るので、あっという間にできあがりです。
実際には「あっ」と言うわけはないんですけど、テントを二つ並べて、上に天幕を乗せたら真ん中に食事できるスペースが作れます。
少し、河原で休憩していたら日が暮れてきました。それこそ「あっ」と言う間に暗闇になりました。
たき火を楽しみながら、夕食の支度をします。
最初にご飯を土鍋で炊きます。
美味しそうに炊けました。
今日は鍋物をいろいろアレンジしたメニューを考えています。
まずは出来合いの「ちゃんこなべ」からです。
サラダと納豆で「バランス良い食事」と言うことももちろん、考えていますよ。
できあがったら、あったかいうちに食べます。
今日は前回の夜よりも一段と冷えています。昼間あたたかったので、いわゆる「放射冷却」というやつですね。
たき火をしていても周りは寒いので、「この続きはテントの中で・・・」と言うことになります。
もう一つの土鍋でおでんを作ってみました。
と言っても、ただ出来合いのものを袋から出して温めたものに、モチを焼いて入れるだけですけど。
夜もふけて行くと小腹がすいてきます。
おでんを食べた残りの汁に醤油を足して「きしめん」を入れて食べます。
今日ははたくさんの人がキャンプをしているんですが、とても静かです。
こんな時期にキャンプをする人たちはベテランが多いんですね。マナーをわきまえている人ばかりです。
22:10
ポン吉は昨日、徹夜でポンポコ踊りをしていたそうで、寝不足らしく、日暮れころからウツラウツラしていました。
いつもはこの時間帯は夜行性動物の本性をむき出しにして、スッポンポンで徘徊しています。
しかし、今日に限っては寝袋に潜り込んで話していても、実際には適当に相づちを打つだけで頭の中には何も入っていないんです。
まあ、良いか。それでは、おやすみなさい・・・
2014年10月19日(日)晴れ
03:40
夜中とても寒くて、トイレに行きたいのを寝袋の中でずっと我慢していましたが、限界なので外に出てみました。
前回来た時よりも星がたくさん出ていて、点数をつけたら「満天」の星です。
ポン吉にも見せてやりたいのですが、蹴っ飛ばしても起きそうにないので、放っときました。
04:50
今日も良い天気です。でも、とても寒いのです。
周りが明るくなるまで寝袋で待機していました。
川の水がお日様に温められて靄が出ているのがわかります。
バイクにも日がさしてきました。
温度差が大きいと夜露もかなりのもので、バイクがびっしょりです。
今日の朝食を作らないといけません。
昨日の残り物のうどんのなかに、残りもののご飯を入れて、味噌をたっぷり入れて煮込んだら、「おじや」の出来上がりです。
本当に鍋って便利ですね。
05:50
ぐっすり眠っているポン吉をおこします。
寝起きの悪いポン吉はグダグダ言っていますが、食い物のにおいをかいだら飛び出てきました。
それをひょいと捕まえて「タヌキ汁」にでもしようかと思いましたが、まずそうなのでやめました。
文吉が食べるとヘルシーで美味しそうな朝食に見えますが、ポン吉だと「餌」に見えるのはなぜでしょうね。
まあ、それでも暖かいうちに胃の中におさめてから、コーヒーを入れました。
この琥珀色の飲み物は本当にうまい。特に早朝のアウトドアで飲むのはまさに至高の極致です。
さて、なんで、こんな早くにポン吉を起こしたかわかりますか?
「もっと、ゆっくり寝かせてやっても良いじゃないですか」って思うでしょ。
別に文吉は動物虐待をしているわけではないんです。大事なことがあるから仕方なく起こしたんですよ。
前々回のキャンプで学習したように、8時を過ぎると環境美化協力金をまた納めなくてはいけないのです。
あとは帰るだけなのに、ちょっと出るのがおくれただけで、さらにまた払うのが癪に障るんです。
合計で1200円は大きな出費ですからね。
これだけあったら、ポン吉の1週間分のエサ代が浮きます。
文吉がテント類の撤収作業をしている間に、ポン吉には食器洗いをしてもらいます。
彼の名誉のために言っておきますが、ポン吉はれっきとした「日本タヌキ」です。
けっして、「アライグマ」ではないのですが、「皿洗いはプロの技を持っている」と、本人は言っております。
文吉がテント類を無理やりバイクに押し込んで、河原の外へ移動します。
ほぼ同じころに管理人のおじさんが、料金所をオープンしていました。
どうやら、セーフです。
08:48(20117) 15.3度
とりあえず、荷崩れしない程度にバイクに荷物をくくりつけて、出発します。
09:18(20135) 19.6度
嵐山農産物直売所があったので、寄ってみます。
たしかに、野菜類が安くて新鮮です。こんな時間帯でもお客もかなり入っています。
文吉はナス、サトイモ、ニンジンを土産に買いました。しめて360円。写真はないですけど。
あとで妻に「これなら毎日行っても良いほど」というお褒めのお言葉をいただきました。
10:55(20174) 21.5度
秋ヶ瀬公園到着。
以前はポン吉と出かけたときには必ずこの公園で一息入れて別れたものでしたが、二人で来たのは本当に久しぶりです。
最近ポン吉が、写真に興味を持ってきているので撮影の手ほどきをしながら、濡れたままのテントを乾かそうと思います。
久しぶりの「天気の良い日曜日」と言うこともあってか、家族連れのディキャンパーがたくさんいます。
子供たちも広い芝生で楽しそうに走り回っているので、動くものを撮る練習には良いかもしれませんね。
ついでだから、皆さんにもワンポイント・レッスンしちゃいますね。
題材はせっかくだから【子供たち】にします。
子供はじっとしていません。いつも動いています。
だから、その動きがわかるように撮ると、生き生きして見える写真になります。
では、「動きがわかるように撮る」ってどういうことでしょうか。
鮮明に撮るんだったら、目いっぱい早いシャッター速度で、目いっぱい絞り込んだらピンボケもなくなります。
一見、良く撮れたように見えるんですが、子供の動きがまったく感じられず、奥行きもない平面的な写真になってしまいます。
少々、ブレていても、ピントが合っていなくても動きが感じられる写真のほうが、生き生きしているように見えるものだと思います。
技術的に説明しますと、以下のようになります。
シャッター速度は1/100くらいがいいでしょう。
しぼりは開放(レンズの絞りで一番明るいところ)に近いほど、周りがボケるので効果があって良いと思います。
逆にシャッター速度を1/500以上にすると動きが止まってしまい、絞りをf9以上にすると風景写真のような写真になります。
レンズは100mmくらいが使いやすいと思います。いわゆるポートレート用のレンズですね。
今回、文吉は80~250のズームレンズを使用しました。
他には、今回は晴天のお昼頃ということで、光が十分ありすぎるのでND2フィルターを使用しました。
このフイルターを使うことで、光量を押さえることができるのです。
撮るときのコツは「画面の1/3位を子供が占めるような構図」と、子供の目と同じ高さにカメラを構えることを意識すると、子供が生き生きして見えます。
まあ、「百聞は一見にしかず」と言いますから、外に出て子供たちを撮ってみて下さい。
こんな感じになると思います。
【f5.6 1/100 250mm】
【f5.0 1/100 100mm】
【f4.5 1/100 80mm】
バイバイ・・・
P.S.
動画を「ユーチューブ」に流していますので、お時間の許す方はこのアイコンをクリックしてください。
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【文吉からのお願い】
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一週間の内に2回も同じ場所にキャンプに行くのは初めてですが、それだけここが気に入っているんです。
決して、経済的な理由だけではないんですよ。・・・たぶん。
2014年10月18日(土)晴れ
今日も良い天気です。なぜ、文吉が出かけようと思うと晴れるんでしょうか?
賢明なる読者なら、ご存知ですよね。
文吉の正体は、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者:水木しげる先生も知らなかったという妖怪「晴れ男」だったからですね。
(140716日本一周「四国・九州・山陰ツーリング編」第19日目《後編》:参照)
11:11(20049)
ガソリン満タンで自宅を出発します。
家をでるのが、予定より20分も遅れたことは文吉の失態です。
それは聞くも涙、語るも涙のとても悲しい出来事があったからなのです。
この話は今回のキャンプツーリングとは直接関係ない話しなので、サラッと説明しておきますね。
実は、文吉が忘れ物を探すのに手間取ったという事件があったからなのです。
「文吉も年取って、ボケたのか?」って、思われても仕方ないですね。
でも、断っておきますけど、文吉は子供のころから「忘れ物」は日常茶飯事でしたから、今にはじまったことではないのです。
11:32(20052)
そんなわけで、ポン吉との待ち合わせの場所に約30分遅れで到着。
ポン吉は思った通りグチグチとガキみたいに言っております。
「誰が連れて行ってやると思っているんだ」って・・・、文吉は口には出しません。
文吉は大人なので腹の中で思うだけです。
川越までは流れるように進んでいたのですが、川越に入ったところから急に渋滞が始まりました。
「何か、事故でも起きたのかな」と思いながら、ノロノロ進んでいたら、今日は「川越まつり」だったんですね。
国道254号を東松山→嵐山→小川と進んでいきます。
13:21(20099)
ヤオコー(大型スーパー)があったので、今日の買い出しのために立ち寄ります。
今日は二人分の食糧を調達するので、前回より荷物がふえましたが、割り勘にすると、一人分の料金は安く済みました。
13:51
かわせみ河原キャンプ場到着。
入り口のところに料金所があって、係りのおじさんがニコニコしています。
ここは環境美化のために車一台につき300円を払うことになっています。
このことは別に問題ではありません。文吉もポン吉も自然を維持するためにはお金が必要なこともわかっていますから。
では、なにが問題なのかと言いますと、「10人乗れる車も、一人だけ乗っているバイクも、同じ一台」という考え方です。
つまり、文吉とポン吉はそれぞれ300円づつ、計600円支払うわけです。
「普通の駐車場では、バイクは車の半分以下の料金ですよ」と言っても聞いてくれません。規則は規則ですからね。
「来年からは車は500円に値上げすることになっているんですけど、バイクは据え置きですから」との説明を受けて、半分ほど溜飲が下がりました。
でも、名目が「環境美化のため」だったら、車の数より、「一人いくら」と料金を設定するべきではないかとも思うんですけどね。
まあ、いわゆるこれが「お役所仕事」ということで、世間は納得するんでしょうね。本当にお勤めご苦労さまでございます。
何はともあれ、ここは良いところです。
今日は土曜日なのでたくさんのキャンパーがいます。大型のキャンピングカーが何台も来ています。
「こいつらも同じ300円なの?」って、また腹の中で思ってしまう文吉でした。
とりあえず、テーブルを用意してお昼にします。
今日も、妻はおにぎりを作ってくれました。感謝です。
それから、テント張りをするわけですが、今日は風もないし、二人で協力して張るので、あっという間にできあがりです。
実際には「あっ」と言うわけはないんですけど、テントを二つ並べて、上に天幕を乗せたら真ん中に食事できるスペースが作れます。
少し、河原で休憩していたら日が暮れてきました。それこそ「あっ」と言う間に暗闇になりました。
たき火を楽しみながら、夕食の支度をします。
最初にご飯を土鍋で炊きます。
美味しそうに炊けました。
今日は鍋物をいろいろアレンジしたメニューを考えています。
まずは出来合いの「ちゃんこなべ」からです。
サラダと納豆で「バランス良い食事」と言うことももちろん、考えていますよ。
できあがったら、あったかいうちに食べます。
今日は前回の夜よりも一段と冷えています。昼間あたたかったので、いわゆる「放射冷却」というやつですね。
たき火をしていても周りは寒いので、「この続きはテントの中で・・・」と言うことになります。
もう一つの土鍋でおでんを作ってみました。
と言っても、ただ出来合いのものを袋から出して温めたものに、モチを焼いて入れるだけですけど。
夜もふけて行くと小腹がすいてきます。
おでんを食べた残りの汁に醤油を足して「きしめん」を入れて食べます。
今日ははたくさんの人がキャンプをしているんですが、とても静かです。
こんな時期にキャンプをする人たちはベテランが多いんですね。マナーをわきまえている人ばかりです。
22:10
ポン吉は昨日、徹夜でポンポコ踊りをしていたそうで、寝不足らしく、日暮れころからウツラウツラしていました。
いつもはこの時間帯は夜行性動物の本性をむき出しにして、スッポンポンで徘徊しています。
しかし、今日に限っては寝袋に潜り込んで話していても、実際には適当に相づちを打つだけで頭の中には何も入っていないんです。
まあ、良いか。それでは、おやすみなさい・・・
2014年10月19日(日)晴れ
03:40
夜中とても寒くて、トイレに行きたいのを寝袋の中でずっと我慢していましたが、限界なので外に出てみました。
前回来た時よりも星がたくさん出ていて、点数をつけたら「満天」の星です。
ポン吉にも見せてやりたいのですが、蹴っ飛ばしても起きそうにないので、放っときました。
04:50
今日も良い天気です。でも、とても寒いのです。
周りが明るくなるまで寝袋で待機していました。
川の水がお日様に温められて靄が出ているのがわかります。
バイクにも日がさしてきました。
温度差が大きいと夜露もかなりのもので、バイクがびっしょりです。
今日の朝食を作らないといけません。
昨日の残り物のうどんのなかに、残りもののご飯を入れて、味噌をたっぷり入れて煮込んだら、「おじや」の出来上がりです。
本当に鍋って便利ですね。
05:50
ぐっすり眠っているポン吉をおこします。
寝起きの悪いポン吉はグダグダ言っていますが、食い物のにおいをかいだら飛び出てきました。
それをひょいと捕まえて「タヌキ汁」にでもしようかと思いましたが、まずそうなのでやめました。
文吉が食べるとヘルシーで美味しそうな朝食に見えますが、ポン吉だと「餌」に見えるのはなぜでしょうね。
まあ、それでも暖かいうちに胃の中におさめてから、コーヒーを入れました。
この琥珀色の飲み物は本当にうまい。特に早朝のアウトドアで飲むのはまさに至高の極致です。
さて、なんで、こんな早くにポン吉を起こしたかわかりますか?
「もっと、ゆっくり寝かせてやっても良いじゃないですか」って思うでしょ。
別に文吉は動物虐待をしているわけではないんです。大事なことがあるから仕方なく起こしたんですよ。
前々回のキャンプで学習したように、8時を過ぎると環境美化協力金をまた納めなくてはいけないのです。
あとは帰るだけなのに、ちょっと出るのがおくれただけで、さらにまた払うのが癪に障るんです。
合計で1200円は大きな出費ですからね。
これだけあったら、ポン吉の1週間分のエサ代が浮きます。
文吉がテント類の撤収作業をしている間に、ポン吉には食器洗いをしてもらいます。
彼の名誉のために言っておきますが、ポン吉はれっきとした「日本タヌキ」です。
けっして、「アライグマ」ではないのですが、「皿洗いはプロの技を持っている」と、本人は言っております。
文吉がテント類を無理やりバイクに押し込んで、河原の外へ移動します。
ほぼ同じころに管理人のおじさんが、料金所をオープンしていました。
どうやら、セーフです。
08:48(20117) 15.3度
とりあえず、荷崩れしない程度にバイクに荷物をくくりつけて、出発します。
09:18(20135) 19.6度
嵐山農産物直売所があったので、寄ってみます。
たしかに、野菜類が安くて新鮮です。こんな時間帯でもお客もかなり入っています。
文吉はナス、サトイモ、ニンジンを土産に買いました。しめて360円。写真はないですけど。
あとで妻に「これなら毎日行っても良いほど」というお褒めのお言葉をいただきました。
10:55(20174) 21.5度
秋ヶ瀬公園到着。
以前はポン吉と出かけたときには必ずこの公園で一息入れて別れたものでしたが、二人で来たのは本当に久しぶりです。
最近ポン吉が、写真に興味を持ってきているので撮影の手ほどきをしながら、濡れたままのテントを乾かそうと思います。
久しぶりの「天気の良い日曜日」と言うこともあってか、家族連れのディキャンパーがたくさんいます。
子供たちも広い芝生で楽しそうに走り回っているので、動くものを撮る練習には良いかもしれませんね。
ついでだから、皆さんにもワンポイント・レッスンしちゃいますね。
題材はせっかくだから【子供たち】にします。
子供はじっとしていません。いつも動いています。
だから、その動きがわかるように撮ると、生き生きして見える写真になります。
では、「動きがわかるように撮る」ってどういうことでしょうか。
鮮明に撮るんだったら、目いっぱい早いシャッター速度で、目いっぱい絞り込んだらピンボケもなくなります。
一見、良く撮れたように見えるんですが、子供の動きがまったく感じられず、奥行きもない平面的な写真になってしまいます。
少々、ブレていても、ピントが合っていなくても動きが感じられる写真のほうが、生き生きしているように見えるものだと思います。
技術的に説明しますと、以下のようになります。
シャッター速度は1/100くらいがいいでしょう。
しぼりは開放(レンズの絞りで一番明るいところ)に近いほど、周りがボケるので効果があって良いと思います。
逆にシャッター速度を1/500以上にすると動きが止まってしまい、絞りをf9以上にすると風景写真のような写真になります。
レンズは100mmくらいが使いやすいと思います。いわゆるポートレート用のレンズですね。
今回、文吉は80~250のズームレンズを使用しました。
他には、今回は晴天のお昼頃ということで、光が十分ありすぎるのでND2フィルターを使用しました。
このフイルターを使うことで、光量を押さえることができるのです。
撮るときのコツは「画面の1/3位を子供が占めるような構図」と、子供の目と同じ高さにカメラを構えることを意識すると、子供が生き生きして見えます。
まあ、「百聞は一見にしかず」と言いますから、外に出て子供たちを撮ってみて下さい。
こんな感じになると思います。
【f5.6 1/100 250mm】
【f5.0 1/100 100mm】
【f4.5 1/100 80mm】
バイバイ・・・
P.S.
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【文吉からのお願い】
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コメントありがとうございます。
この「かわせみ河原キャンプ場」にはこれで連続3回になりますが、本当に飽きることがありません。
トイレと水道が自由に使えるだけで、設備は十分です。他には何もいりません。
あとは、環境美化協力金の徴収についてもう少し気を使ってくれたら言うことないんですけど。
コメントありがとうございます。
文吉の表現力がまだまだ未熟なんですね。
文吉の言いたいことが伝わっていないようです。
一日の駐車代であろうが、環境美化協力金であろうが、どちらでも良いんです。
車とバイクが同じと言うのが気に入らないんですよ。
これはバイクに乗ったことが一度でもあるひとなら、わかるとおもいます。
連続のキャンプ。楽しんでいますね。
文吉さんのキャンプ道楽はメリハリがあって、良いと思います。
長年の経験から何をどうすれば良いかがわかっているんですね。楽しむときは楽しんで人生を謳歌している姿がとても素敵です。
今回は「子供の写真の撮り方」まで、披露していただき、ありがとうございます。家には簡単なデジカメがありますが、今まで何にも考えずにパチパチとっていただけでした。
やっぱり、一枚一枚をちゃんと設定しながら撮らないといけないんですね。奥が深いです。
できましたら、今度は一眼レフじゃない、普通のデジカメでの写真の撮り方を教えていただきたいです。
コメントありがとうございます。
「花の命はみじかくて、苦しきことのみ多かりき」と世をはかなむよりも、「命短し恋せよ乙女」と世を謳歌するのも一度の人生です。
どうせなら、人生を謳歌する方が楽しいですよね。
コンパクトデジカメ(コンデジ)につきましては、モード選択で人を撮るボタンがあると思います。
そのモードで撮るとだいたい上手に撮れるようです。
設定は全てオートでもいいので、数多く撮りましょう。
何回失敗してもお金がかかるわけではないので、10枚とるより100枚撮ればきっと、気に入ったのが何枚か出てくると思います。
それでいいのです。
ご理解いただけたようですね。これからも文吉はこの「いわれなき差別」とは断固して戦っていこうと思います。
バイクとは日本では非常に弱い立場の乗り物です。「バイクは怖い、バイクに乗るのは不良」という間違った教育を受けた人がたくさんいると思います。
そのために、バイクに対する不当な扱いをしてもほとんどの人が意に介せないのが日本の実情だと思っているのです。
これは、れっきとした「いじめ」ですよ。
確かにおっしゃる通りだと思います。あきらかに差別であり、いじめですね。
それに毅然と立ち向かわれる姿は立派だと思います。
ただ、母親の立場として、自分の息子にバイクを勧めるのは難しいとおもいます。やはり、危険な乗り物には間違いないと思うのです。
あと、個人的なお願いですがよろしいでしょうか?
近々、親戚の結婚式があります。結婚式の写真撮影についてポイント等ありましたら、教えていただけないでしょうか。
コメントありがとうございます。
「差別」について、ご理解いただけてよかったです。
母親としての気持ちも良くわかります。
バイクとはスポーツだと文吉は思っています。たとえば「冬山登山」は「何も厳しい時期に苦労して登らなくても暖かくなった夏に登れば良いじゃないか」と思う人もいるでしょう。
ラグビーは土砂降りの泥んこの中でやらなくても良い」と思う人もいると思います。でも、それでは達成感が得られないのです。
親はスポーツをやろうとしている我が子の健康を思いやるのはいいのですが、危険といって何でもやめさせたり、止めたりするんでは子供の成長までも止めることになりかねません。
日常の生活でも、包丁は危険だから触らせないでいるとおいしい料理はできません。
子供が望んだことはできるだけ応援してやるのも親心だと思います。
さて、「結婚式の写真」についてですが、本来は個人的なことはここでは避けたいのですが、特別にひとつだけアドバイスします。
「金屏風があったら、ストロボをたくな」
結婚式の背景に金屏風を置くことがよくありますが、ここでストロボを使用すると、反射して逆光と同じ現象が起きます。ストロボなしで撮影すると、うまく撮れますよ。