皆さんは「肉食系」それとも「草食系」のどちらでしょうか。
文吉はまぎれもなく「草食系」です。
このたび、それを裏付ける新事実が判明しました。
2013年04月14日(日)晴れ
実は文吉の住んでいる町内会で、なんとも素敵なイベントが行われました。
皆さんは【日本つみくさの会】って知っていますか?
「その辺の草を採って食べちゃおう」と言う、何やら得体のしれない団体です。
そこの会長さんと副会長さんが町内会にやってきたのです。
もちろんただやってきただけではありませんよ。
このお二人のご指導で、文吉の住んでいるマンションの裏の土手に繁茂している雑草を片っ端から食べようというのです。
にわかには信じ難いお話ですが、会長の篠原準八先生によりますと、「ヤギが食える草はすべて人間も食べられる」そうなんです。
10:00
さっそく集まった20名ほどの物好きなおじさん、おばさんの中に文吉も紛れ込んで、先生から注意点などをレクチャーしていただきます。
季節は春爛漫です。裏の土手にはたくさんの雑草が生い茂っています。
まるで、食材の宝庫です。これから、無料で食材を調達に行きましょう。
でも、その前にダニや虫たちから体を守るための服装チェックが必要です。
絶対に半袖、半ズボン、スカートなどの肌が露出するような服装はしてはいけません。
また、草の種類によっては手を切ったりするものや棘のあるものもありますので、軍手を必ず着用すること。
ゲットした草は二種類のビニール袋に入れて持ち帰ります。
一つは”葉”や”茎”の部分だけを入れる袋。
もうひとつは”根”や”球根”のように泥のついたものを持ち帰る袋です。
一緒にすると、全部泥だらけになってしまいます。・・・
では、二つのグループに分かれて土手まで出発進行。
わずか歩いて10分もたたないうちに土手にやって来ました。
それにしても、すばらしい天気です。土手には一面に菜の花が咲いています。
土手の向こうのグラウンドでは子供たちがサッカーの試合に夢中になっています。
そしてこの土手には父兄やサッカー関係者がたくさんいて、子供たちを応援しています。
そこにビニール袋を片手にした軍手の集団がやってきたわけです。
中には鎌やスコップを持参している人もいます。
思い思いに草を手折ったり、根っこをほじくったりするわけですから、何事かと思ったかもしれませんね。
先生は土手に生えている色んな草を一つ一つ手にしては、丁寧に種類や名前、料理方法などを教えてくださいます。
文吉は今まで、十把一絡げに”草”と総称していたものが、実にたくさんの種類にわかれていたことに驚きました。
しかも、そのほとんどが食べられるというのですから、本当に驚かされます。
一時間ほど土手の周りを散策しながら、いろんな草を積んで町内会の集会所に戻ってきました。
先生の指示に従いながら、みんなで摘んできたばかりの草を分類します。ざっと30種類ほどに分かれました。
その中から、今日は”天ぷら”と”おひたし”を造ろうということで、それらの料理に適した草を選別していきます。
まずは先生のお手本で天ぷらの開始です。油の温度は160度くらいが良いそうです。
美味しく揚げるコツは、コロモは小麦粉と水を1対2にして、少し薄い(水っぽい)くらいに溶くそうです。
草本来の色、姿を損なうことなく、カラッと揚げるのが良いそうです。
それでは実際に文吉も天ぷらに挑戦します。
言うは易し、でも、おこなうは難しですね。なかなか、カラッとあがってくれません。
水分が多いせいで、やたらと油がはねます。
それでも、やっている内にだんだん美味しそうにあげれるようになりました。
【ヨモギ、カラスノエンドウ、カキドオシの天ぷら】
一方で、女性陣はおひたしを上手に作っています。
【菜の花、カンゾウ】
やがて、完成した料理を体裁よく器に盛ると、まるで高級料理店にだしても恥ずかしくない出来栄えです。
ちなみにみそ汁には”ノビル”が入っています。
できあがったら、みんなでいただきました。
食事中に先生が非常に含蓄のあるお話をしてくださいました。
「ヤギが食べられる草は人間も食べられます。本当かどうかはヤギに聞いたらわかりますよ。」
「ウメー」って言いますから。
おあとがよろしいようで・・・
おしまい。
【余談】
先生は著書を何冊も出されたり、テレビにも多数出演されているそうです。
今回も3冊の本を展示されておりました。
文吉もその場で「摘み草図鑑」を購入して、裏にサインと「菜食健美」という言葉を書いていただきました。
これは先生のモットーにしている言葉で、「才色兼備」のダジャレだとおっしゃっていましたが、なかなか含蓄のあるお言葉ですね。
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【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
人気blogランキングへ
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文吉はまぎれもなく「草食系」です。
このたび、それを裏付ける新事実が判明しました。
2013年04月14日(日)晴れ
実は文吉の住んでいる町内会で、なんとも素敵なイベントが行われました。
皆さんは【日本つみくさの会】って知っていますか?
「その辺の草を採って食べちゃおう」と言う、何やら得体のしれない団体です。
そこの会長さんと副会長さんが町内会にやってきたのです。
もちろんただやってきただけではありませんよ。
このお二人のご指導で、文吉の住んでいるマンションの裏の土手に繁茂している雑草を片っ端から食べようというのです。
にわかには信じ難いお話ですが、会長の篠原準八先生によりますと、「ヤギが食える草はすべて人間も食べられる」そうなんです。
10:00
さっそく集まった20名ほどの物好きなおじさん、おばさんの中に文吉も紛れ込んで、先生から注意点などをレクチャーしていただきます。
季節は春爛漫です。裏の土手にはたくさんの雑草が生い茂っています。
まるで、食材の宝庫です。これから、無料で食材を調達に行きましょう。
でも、その前にダニや虫たちから体を守るための服装チェックが必要です。
絶対に半袖、半ズボン、スカートなどの肌が露出するような服装はしてはいけません。
また、草の種類によっては手を切ったりするものや棘のあるものもありますので、軍手を必ず着用すること。
ゲットした草は二種類のビニール袋に入れて持ち帰ります。
一つは”葉”や”茎”の部分だけを入れる袋。
もうひとつは”根”や”球根”のように泥のついたものを持ち帰る袋です。
一緒にすると、全部泥だらけになってしまいます。・・・
では、二つのグループに分かれて土手まで出発進行。
わずか歩いて10分もたたないうちに土手にやって来ました。
それにしても、すばらしい天気です。土手には一面に菜の花が咲いています。
土手の向こうのグラウンドでは子供たちがサッカーの試合に夢中になっています。
そしてこの土手には父兄やサッカー関係者がたくさんいて、子供たちを応援しています。
そこにビニール袋を片手にした軍手の集団がやってきたわけです。
中には鎌やスコップを持参している人もいます。
思い思いに草を手折ったり、根っこをほじくったりするわけですから、何事かと思ったかもしれませんね。
先生は土手に生えている色んな草を一つ一つ手にしては、丁寧に種類や名前、料理方法などを教えてくださいます。
文吉は今まで、十把一絡げに”草”と総称していたものが、実にたくさんの種類にわかれていたことに驚きました。
しかも、そのほとんどが食べられるというのですから、本当に驚かされます。
一時間ほど土手の周りを散策しながら、いろんな草を積んで町内会の集会所に戻ってきました。
先生の指示に従いながら、みんなで摘んできたばかりの草を分類します。ざっと30種類ほどに分かれました。
その中から、今日は”天ぷら”と”おひたし”を造ろうということで、それらの料理に適した草を選別していきます。
まずは先生のお手本で天ぷらの開始です。油の温度は160度くらいが良いそうです。
美味しく揚げるコツは、コロモは小麦粉と水を1対2にして、少し薄い(水っぽい)くらいに溶くそうです。
草本来の色、姿を損なうことなく、カラッと揚げるのが良いそうです。
それでは実際に文吉も天ぷらに挑戦します。
言うは易し、でも、おこなうは難しですね。なかなか、カラッとあがってくれません。
水分が多いせいで、やたらと油がはねます。
それでも、やっている内にだんだん美味しそうにあげれるようになりました。
【ヨモギ、カラスノエンドウ、カキドオシの天ぷら】
一方で、女性陣はおひたしを上手に作っています。
【菜の花、カンゾウ】
やがて、完成した料理を体裁よく器に盛ると、まるで高級料理店にだしても恥ずかしくない出来栄えです。
ちなみにみそ汁には”ノビル”が入っています。
できあがったら、みんなでいただきました。
食事中に先生が非常に含蓄のあるお話をしてくださいました。
「ヤギが食べられる草は人間も食べられます。本当かどうかはヤギに聞いたらわかりますよ。」
「ウメー」って言いますから。
おあとがよろしいようで・・・
おしまい。
【余談】
先生は著書を何冊も出されたり、テレビにも多数出演されているそうです。
今回も3冊の本を展示されておりました。
文吉もその場で「摘み草図鑑」を購入して、裏にサインと「菜食健美」という言葉を書いていただきました。
これは先生のモットーにしている言葉で、「才色兼備」のダジャレだとおっしゃっていましたが、なかなか含蓄のあるお言葉ですね。
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飽食の時代ですから、食物繊維いっぱいでヘルシーですね(^^)
コメントありがとうございます。
どっちでもk好みでい良いけれど、、文吉はやっぱり塩かな。
春は若葉が柔らかなので美味しいですよ。
いきなり草かぁ!!、しかも、食べるの!?。
いやいやそれにしても、世間には面白い集まりがあるんだねえ。
ほとんどの草が食べられるという事は極端な話、今まで気にもせず歩いていた土手が食糧倉庫に
成ってしまったと言う事か。
面白いですねえ。
野草の名前なんか全く解らないけれど俺、こういうの嫌いじゃないので、次回声を掛けてください。
よろしく!
食べてはだめな草、ありました?
コメントありがとうございます。
次の機会があるかわからないけど、もしあったら声かけます。
でも、君は肉食系じゃなかったっけ?
それとも雑食系?
どちらにしても、ただで食べられるんだから食いつくよな。
コメントありがとうございます。
蕗や筍と草に違いはあるのでしょうか?
昔、戦時中に日本の捕虜になった米軍人たちが「木の根っこを食べさせられた」として戦後に裁判で訴えたそうです。
調べてみたら、ゴボウだったとか。
要するに、習慣のちがいや無知からくる偏見なのかもしれません。
今回、文吉は八百屋に並んでいる草や野菜だけが食べ物では無いことを知りました。
まだまだ世の中には知らないことがいっぱいありますね。