090131「伝説の晴男」ｖｓ「恐怖の雨男」 イン 伊豆 ＜その１＞

今年初のツーリングは伊豆のネイティブインディアン・テントtipiでのお泊りツーに行ってきました。

いつもなら、「晴男」の文吉のことですから終始良い天気の中で過ごすのですが、今回同行したのが「恐怖の雨男」Ｙ君です。

Ｙ君は文吉と同じ会社の名古屋支社勤務です。
彼とは何度かご一緒しましたが、必ず雨に降られてしまいます。

はてさてどんな冒険となるのでしょう。

今回は長いので２回に分けてお送りします。

2009年1月31日（土）雨

06:25(40979)
いきなりの土砂降りです。天気予報どおりとは言え、こんな雨の中を早朝にバイクで出かけるのはよっぽどの物好きですね。

しかも、寒い。
インナー代わりにセーターを着込んでジャケットを羽織ってその上にカッパまで着ているのに容赦なく寒いです。
体中にホッカイロを張り巡らして出発です。

国道17号から戸田南ICで首都高に乗り込みます。
今日はさすがに首都高は空いています。バイクには一台も遭遇しませんでした。

07:25(41030)
首都高から東名高速道路へ乗り込みます。
雨は都心を離れるにつれて小降りになってきています。
でも、寒い。

07:28-58(41039)
港北PAにて朝食のため休憩。
ここのトン汁定食550円は体を温めてくれます。うまい。
寒い冬の朝はトン汁に決定ですね。癖になりそうです。



08:13-35(41056)
海老名SAでトイレ＆お茶休憩。
雨は完全にやんだようです。
でも、寒い。

09:15-10:33(41107)
足柄SA到着。
あまりの寒さに予定には入れていませんでしたが、お風呂に入ることにしました。
待ち合わせの時間まではまだ余裕があるので、まあいいでしょう。

湯船に入ると手足の先がジンジンと２部合唱をはじめます。
しばらく聴き入っていると朝早いこともあってウトウトして来そうです。

先客の若者3人組みがお風呂ではしゃいでいます。関西系の訛りと乗りで芸人みたいに冗談言いながら小突きあってシャワーを掛け合っています。

お風呂から上がるとレストルームでおもむろにＰＣを立ち上げてみました。
妻とミクトモにそれぞれメールして現状報告。
とりあえずここまでは凍死しないで生きています。



10:43(41121)
ETCの割引を受けるためには東京から１００Ｋｍ以内で一度降りないといけません。
というわけで裾野ICで降りて1550円

時間調整のために裾野市街まで行ってみましたが、特に何もないのでUターンしてまた東名に乗り込みました。

11:10(41153)
沼津ICで降ります300円。
待ち合わせ場所はここのすぐ側にあるセブンイレブンに12:00．
ちょっと早く来すぎましたね。

お風呂でメール確認したときは、Ｙ訓は浜名湖を順調に通過したということだったので、もう少しで来るでしょう。
お店でコーラを買って飲みながら待ちます。

11:50
やって来ました、Ｙ君。お久しぶりです。
挨拶もそこそこにして、すぐに出発します。

国道136から天城街道をひたすら南下します。

12:18(41196)
道の駅「天城超え」で休憩。
お昼は「森の盛り蕎麦」630円
わさびは天然わさびを自分ですりおろして食べる本格派。
蕎麦の味もまあままでした。



昼食が済んで外に出ると小雨がパラついています。
でました、早速「恐怖の雨男」Ｙ君の本領発揮です。
そこから先の下りもずっと雨というより霧の中を慎重に走りました。

14:30(41212)
本日の宿泊地「サイクルヤ」に到着。
マスターは文吉達の到着に驚いていました。
「何もこんな雨の中来なくてもいいのに、怪我でもしたら大変ですよ」
てっきりキャンセルしたものと思っていたようです。
「キャンセルするなら電話しますよ」

それでも、すぐにテントに案内してくれてコーヒーも自由に飲めるようにセッティングしてくれました。
毛布や薪はふんだんにあります。
ここは本当に至れり尽くせりのキャンプ場です。しかも、今夜は貸切。

参考）
２００８年１１月
２００８年０２月



荷物を降ろすと買い物に出かけます。
文吉のシャドウにタンデムしてスーパー青木にて食料を買い込みます。

一度テントへ戻って支度をしてから、お風呂に行きました。
街道沿いにある「禅の湯」はサイクルヤの紹介で来たといってパンフレットを提示すると、半額の500円で入れます。

旅先で入る温泉は本当にいいですね。
これがあるから文吉はツーリングがやめられません。
なくてもやめるつもりはありませんが。

けっこう長湯したつもりでしたが、まだ16:00。
小雨降る中をテントにもどりました。

テントの中では早速、焚き火をして暖をとります。
少し湿気ているのか火のつきがあまりよろしくなく、煙も立ち込めましたが、一度火がついたら一気呵成に燃え広がります。

談笑しながらの夕食は「楽しい」の一言です。
Ｙ君が米を持参していたので、ご飯を炊きます。
刺身、秋刀魚の焼き魚、鍋焼きうどん、牛のロースステーキ・・・
次々に胃袋の中に納めていきます。





試しに買っておいた「甘酒」が何とも言えぬ雰囲気つくりには最適でした。
市販の甘酒の元に水を足して、コトコト煮込むだけで出来上がりの簡単なものですが、これからのキャンプでの定番になりそうです。



ＰＣはイーモバイルの電波が届かず、インターネットができません。
仕方がないので、ＢＧＭ代わりに用意しておいた音楽を流して雰囲気つくりに一役買ってもらいました。

やがて夜もふけて毛布に包まると、すぐに夢の世界へ旅立っていきました。

しかし、くべていた薪が燃え尽きると急に寒くなります。
ずいぶん眠ったつもりでしたが、２３：１０。寒さで目が覚めました。
Ｙ君は持参の寝袋の中で気持ちよさそうに眠っていました。
トイレへ行って、毛布をもう一枚重ねます。

Ｙ君が物音で目が覚めたようです。
普段ならまだ起きている時間帯なので、少し談笑をしてからまた眠りました。

結局その後も２回トイレに行くことになりました。
文吉も億劫がらずに寝袋を使用すればよかったと悔やんでも後の祭り・・・



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