「とんかつ ヒロ」で飲んでたンだよ。（閉店しました）

独特のディープな雰囲気があって個人的に好きなんだけど、揚げ物を食べまくるにはキツイ年代になったのが残念だ・・・

店の御主人は非常に親切で気を使ってくれます、ただテレビを見ながら一人で呟いたり独り言が多いからキャラが濃く感じられますが普段から一人で黙々と仕事をしているとそういうのって多くなりがちなんですよね、そうしていないと間が持たない感じがして・・・私には何となくわかります。

「魚のフライ」を注文したのだが、今日は切れていたので一品物のおつまみを探す・・・生野菜の左側に何か薄っすらと書いてあるのが気になったが、「切らしてる」と言われそうな予感がして無難に「冷奴」を注文してみる・・・

ビールとお通しと冷奴で「お疲れ、俺・・・」、私の他には若い女性の二人組がいました・・・えっ？結構人気あるじゃん！なんて失礼な事を感じてすみません。

お通しは「野菜とちくわの煮物」、一人暮らしだとコレくらいの量が適量だが人参と大根を一本単位で買うとガッツリ作ってしまう・・・コンビニやこういうお店の小鉢でモソモソ食うのが一番だ。

「冷奴」は木綿豆腐です。今更ながら気付いたのだが、木綿豆腐は一丁丸ごとだと食感が悪くて冷奴に不向きだと思ったがこうして一口大に切ってあると食べやすくて良かった・・・我ながら家で冷奴食うのもガサツな食べ方をしてたんだなと反省する。

「魚のフライ」が無かったがトンカツでビールを飲むのも何なんで「豚生姜焼き」を注文する、甘目のタレにおろしたての生姜を混ぜてじっくり焼いた一品です。生野菜にもこのタレが合いますよ。

・・・ビールももう一本追加しちゃいました。

それでも本当の目的は揚げ物が食いたかったので〆に注文した「特カツ丼」、普通の「カツ丼」と「ヒレカツ丼」もあって何が「特」なのかよくわからなかったが、多分普通より良い肉でも使ってるのかな・・・と思いました。

「特カツ丼」は上にのってるタレカツの他にご飯の中にもタレカツが２枚入ってました・・・これが「特」なのね。

私のようなオッサンにとっては流石に重かったですね・・・甘目のタレカツと白飯が美味しいのですが既にビールや生姜焼きの入った胃袋が悲鳴を上げてました。

９月末で「粋廣」が阿賀町へ移転し、ついにこの界隈で残ったお店はココと「大吉」と「天下一」か・・・この先どうなるかは各店の店主の気力とテナントの契約期限の問題かもしれませんが、出来る限り残って欲しいですね。

この界隈の雰囲気とこの味がマッチしてるから他の場所に移転すると何かが駄目になっちゃいそうな気がして心配です、空き店舗をもう一回リフォームして沼垂みたいに再生させればいいのに・・・御馳走様でした。