前から気になってたお店だった弁天の「柊」、若者向けやサラリーマンが安く飲める居酒屋が並ぶ中でチョット渋めの雰囲気を醸し出しています。
この縄暖簾をくぐって階段を上がってお店に行くのだが、私のようなふらふらしたオッサンお断りだったり、常連客が一杯だったら・・・とか無用な事を考えながらお店へ入る。
縄暖簾をくぐると左脇にメニューが貼ってある・・・たぶん普通のお店のようだ、あまり混んでないといいな。
お通しの「3点盛り」と一緒に「お疲れ、俺・・・」、「混んでなくてよかったな・・・」と思ったが小上がりの席は全て予約で埋まっており、後から来て入店を諦めたお客連れもいた。
カウンターの一人客でよかった・・・せめて精一杯飲み食いさせてもらおう・・・
「いか塩辛」、あんまり塩辛くなくワタの苦味がいいですね、お酒がすすみます。
「〆鯖」も程よい塩梅・・・やはりこのお店は「当たり!」のお店だったか・・・
何か雰囲気がイイもんな、緊張感が程よく伝わってるんだけど注文をすると対応が柔らかい、なんかわかってきたよ・・・自分の安らぐお店のスタイルが・・・
「もつ煮込み」、モツよりもトロトロに煮込まれた根菜が主役の一品です。
「カニクリームコロッケ」、ポツンと洋風メニューがあると妙に気になるものだが載せるからには相当「自身アリ!」なんだろうな・・・
やはりこの「カニクリームコロッケ」も美味しかったな・・・固めに揚がった衣を噛むと厚いホワイトソースが飛び出てきます、これとビールだけでも相当幸せになれるな。
「とうふ田楽」、揚げた豆腐に木の芽味噌がかかっています、日本酒またお代わりだな・・・
豊橋で食べた豆腐田楽をイメージしてましたがこっちの方が一工夫手を加えてあって美味しかったですね。
気が付くと小上がりの席は予約客で埋まってます・・・なんか忙しそうになってたようなのでこの辺で・・・
会計を終えてお店の階段を降りようとすると、店主の笑顔が待っています。お店を忙しく切り盛りされているのでここまでの笑顔は見れませんでしたが、コレが本来の店主の素の気持ちなのでしょう。
こういう形のアフターフォローってのは初めて見ましたが、好感度がグッと上がりますね。是非お店に行ってみて下さい!
男は自分を肯定しに居酒屋に行く。自分の人生もそろそろ半ばになると、誰しも「自分の人生はこれでよかった」と思いたい。そんな時に一人、来し方を振り返る・・・とか云々、今月号の「おとなの週末」の老舗居酒屋関連の頁で太田和彦さんが書いていました。
読みながら、「そうそう、コレなんだよ!」妙に納得しちゃいました。良いのか悪いのか飲んだくれている自分に大して強烈な言い訳ができた気がします・・・どうもご馳走様でした!
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かなりしばらく無沙汰です。
そういえば、海老しんじょう食べそこなってしまいましたね・・・山芋そうめんはチェックしてなかったので次に食べてこようと思います。
他のお客様に出してる料理もスゴク美味しそうでしたもんね。