
天気が良いので八戸市街から陸奥湊駅まで歩く・・・それなりに距離もあるし、寒いっちゃぁ寒いが歩いてれば自然と身体が温まるものだ。
わざわざ歩いて行った「みなと食堂」のイチ押しメニューの「平目の漬け丼」、コレが美味いんだ・・・少し硬めに炊いた御飯に甘辛いタレに漬かったヒラメ、卵黄を混ぜて食べると絶品なんだな。
味噌汁も付いてくるが+200円で「せんべい汁」に変更してくれる。昨日の屋台のせんべい汁と違って具材が豊富で良い出汁が出て美味い。
8時前は並ばずには入れたが、食べ終わって外を出たら結構並んでた・・・早起きして歩いてきて良かったよ、どうも御馳走様でした!
お店を出て電車に乗って蕪嶋神社へ参拝に行く・・・ここで少し時間を潰して電車かバスで種差海岸辺りまで行って来ようなんて思ってる。
あれ、「ウミネコ神社」と言われるくらい大量のウミネコが生息していたはずなのに、ウミネコが全くいないじゃん・・・それにしても風が冷たいなぁ、さすがのウミネコも寒さには勝てんのか。
海っ端にそびえたつ神社だから冷たい風が直撃して寒いのなんのって・・・ウミネコがいなけりゃただの寒すぎる神社じゃねぇかよ。正直、昨日の雪が降る青森駅の方がよっぽど暖かかったよ。
電車で種差海岸まで行こうと思ったが、あの海岸もこのくらい寒いんだろうな・・・本当は南三陸鉄道にでも乗ってリアス海岸でも拝もうと思ってたがコレは次回の旅の宿題にするか。
ウミネコの鳴く声が聞こえる方向を見たら全員海に避難してやがる・・・多分海水の方が暖かいのかもしれないな。
蕪嶋神社から陸奥湊方面まで歩いていたら昨日青森駅前で見た言葉が・・・何だあの店は八戸のココが本部だったのかよ。「おやじは漁師じゃなくて社長じゃん・・・船に乗ってないでスーツ着て事務所にいるんじゃねぇのか?」と邪推してしまった。この先には「パンション弁慶」って居酒屋と併設した宿泊施設もあるし、なかなか手広くやってるじゃん・・・
多分関係性は無いと思うが新潟にも「弁慶」って海鮮を扱う店があるよな?海鮮を扱う商売と弁慶ってどういう繋がりがあるんだろう・・・アレか、武蔵坊弁慶が熊野水軍別当の息子説があるからか?
寒い思いをしながら蕪島神社から歩いて陸奥湊の「魚菜小売市場」に辿り着く・・・
おお、ここでも「八戸えんぶり」を見学できるとは・・・この街一帯の伝統行事なんだな。
寒風吹きすさぶ中、1時間くらいは歩いたし・・・少し早めの昼食という事で飲ませて貰おうかな。
こんな風に色々なお店から購入して自分の好きな食事を作れる部分は、青森駅前の魚菜市場の「のっけ丼」と変わらない・・・こっちの方が魚介の種類が少ないが、安くて量がありますね。
早速「マツカワカレイ」と「メカジキ」の刺身を入手。マツカワカレイは鰈の中でも高価な部類に入るはず・・・350円だったかな?メカジキは200円とこれまた破格な値段だった。
ホタテは北海道産で500円だった、身の厚さも申し分ない・・・お酒がビールしかなかったのが本当に残念だ。
ビールと刺身で軽く済ませようと思ったが、やっぱり御飯が欲しいなぁ・・・食っちゃおっと。
アカエビの刺身と明太子などの珍味類もあったから買い足した・・・だんだんとエスカレートして来たな、結局こういう風になるから駄目なんだよなぁ。
早速盛り付けてみたが温泉卵は不要だったな、あと珍味類も1種類で十分で2種類あると塩気がキツイ・・・やっぱり色彩要因として
あちこちのお店の前でえんぶり組による「門付け」が行われている。ドラムやベースでリズムを取ってる訳じゃないのに、歌と笛と掛け声がちゃんと合ってるんだよな・・・相当練習してんだろうな。
青森県はどの地域も冬は豪雪地帯と勝手に思い込んでいたんですが、東北の太平洋側はあまり積雪が無いんですよね・・・今まで想像してたのとはイメージが違いました。
青森県全体で人口減が進んでいますし、八戸も同様の問題を抱えてはいますが、結構活気がある街だなと感じています。
太平洋側の街で新潟とは違った魚介を味わえるのも好きな所ですね。また行ってみたいと思っています。
なかなか行きにくい地域ですが、レポートありがとうございます。