
「八戸えんぶり」は豊作祈願なんだが「豊作にしてください」と願うのではなく「豊作になった、めでたい」と前祝する「予祝」なんだそうです。なんかアスリートのイメージトレーニングに近いものを感じるな・・・昔は冷害とかで大変だったもんな。
ちなみに観客席はチケット販売されており、価格は1500円だった。この寒い時期にもかかわらず満席だ・・・「新潟まつりの民謡流しみたいなもんだろ?」なんて思ってたが、そんな軽い雰囲気でもなかった。
たぶん自分の子供や孫が学校で一生懸命練習したのを観るんだろうな・・・いや、この人達も昔は「八戸えんぶり」を演じてたのかもしれないな。こうやって伝統行事が受け継がれていくんでしょうね。
馬の頭をモチーフにした烏帽子をかぶるのは「太夫」でその他「舞子」、「お囃子」あとは「親方」がいて20~30名で構成されます。
八戸市内には約30組の「えんぶり組」があるそうです。こうやって伝統芸能を廃れさせることなく継続していくのも令和の世の中では大変な事だよな。
かがり火の傍にいるのが一番あったかい・・・が他の立ち見客や望遠レンズを構えた方々のプレッシャーがあるので少しずつ移動する。
この夜は3組が演舞するのだが、とても寒くてずっと立って見てられない・・・1組目で退散する。
そして屋台チェックに移動する・・・と言ってもお腹一杯なんだよね。
こういう串焼き系は屋台の定番になっちゃってるよね、牛串ステーキは十和田牛なのか・・・場所が変われば産地も変わるな、見た目はサッパリ区別がつかんが。
キレイにお好み焼きを並べて焼くよなぁ・・・時々何かの動画で製作工程を見るけど、職人技だよな。
戦後の闇市を思い出させるような大鍋で煮込まれた「秘伝のもつ煮込み」・・・食いたいんだけど、煮込みを美味しく食べられる身体の状態では無いのが残念だ。
それでも寒くて何か温かいモノをと思い「せんべい汁」を買いました。
うう・・「みろく横丁」の前を通るが、もう腹一杯で何も食べたくない。このまま素通りして宿に戻りました・・・無念。
翌朝に屋台で買った「イガメンチ」を肴にビールを流し込んで充電完了・・・ちょっと早いが出かけるとしよう。
八戸市街の朝は快晴・・・これなら今朝の目的地の陸奥湊まで歩いて行けるな。
外は寒いが雪はほとんど降らない、青森とは本当に違うなぁ。「三八上北地域」の南部家と「津軽地域」の津軽家、様々な経緯でお互い仲が悪いみたいだが、この天候の差も関係あるのかもなぁ・・・
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