寒波で雪が少し積もった翌朝、暇を持て余して弥彦山へ・・・一度くらい冬に登ってみたかったんよ。
杉の上に乗った雪が時々ドサッと落ちて頭にかかる・・・弥彦は新潟市の隣町なんだし、大して降ってないと思ったが間違いだったな。
「冬山登山は自己責任」という看板の赤文字にプレッシャー感じるなぁ・・・何年か前に雪崩で落ちてきた倒木で死亡事故があったんだよな。
「弥彦山なんて朝イチからみんな登ってるんだから、こんな雪の日でも足跡バッチリだろ?」と思ったら足跡が一人だけ・・・辿ったら30m先で引き返してた。え、今日のトップバッターは私なのか?
誰もいないまっさらな登山道を雪と格闘しながら進む。時々こんな風に柵を超えて雪が積もってる・・・新雪でフカフカだから足がドンドン沈むし、洒落にならん。
5合目を過ぎた所でもう心が折れた・・・「やっぱ誰も登らない日ってのは来ちゃいけない日だったのかなぁ?」と後悔しながら5合目と6合目の間を行ったり来たりして撤退のタイミングを探す。
「もう帰ろうかな?」と振り返ったら後続の人達がいた。「僕達が先頭になるんで、付いてきて足跡を濃くしていきましょうよ!」と嬉しい言葉を・・・「神降臨!」って心から思ったね、こんな大人になりたかったよ。
先頭の2人組に引き上げられたような形で山頂に辿り着きました。今までの弥彦登山で一番切なかったけど、景色は今まで登った弥彦山の中で最高でしたね。
登山の後は「だいろの湯」で汗を流す・・・硫黄の臭いがプンプンする皮膚に良さそげな温泉でした。
いつもの「たむら」にお疲れ会をやりに行こうと思ったんだけど・・・そういえば「いざかや・め」がコッチに移転してたんだよなって事で今日はそのお店へ。
生ビールを飲みながらお通しのキムチチゲを食ってたらもう一品出てきた・・・何年か前にお店に行った時を思い出す、確かお通しが2品来るんだったな。
あの時お通しで食った「鮭のクリームシチュー」まだ覚えてるんだよな・・・なんかアレ妙に美味しかったな。
「いぶりガッコとクリームチーズ」を注文したんだが、彩りが鮮やかで「俺スイーツ頼んでないけど?」と一瞬迷っちまった。ついでに日本酒にシフトチェンジして酔いどれてしまおう。
「焼鳥(もも・砂肝)」を2本ずつ注文。調味料にヒマラヤのピンクソルトが出てくるとは・・・こだわるなぁ。
焼鳥を食いながら「足跡の無い雪道を進むのがこんなに体力と気力を消耗するとは・・・覚悟が足らんかった。」と反省する。ここ近年、フルマラソンや登山を始めてたんで「俺の体力のピークこれから?」なんて思ったが、只の飲んだくれた落ち目のオッサンである事を再確認した。
今日のメニューを見た時に気になって仕方が無かったのが「カレーライス」だった・・・何だかわからないけど、絶対に旨そうな予感がしたんだよね。
よく煮込まれた野菜がゴロゴロした家庭で出てくるような「カレーライス」が出てきた、私のイメージとピッタリだ!「ああ、今日食べたかったのはコレ!」と感激しながら食ってました。
満腹で帰りました・・・どうも御馳走様でした!
性懲りもせず、次はどこへ登ろうかと思案中・・・
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弥彦、随分ご無沙汰しております。
昨年、一人で嵐の湯に泊まりに行って神社だけお参りしてきました。私はマイペースで登るのに90分はかかります。帰りは膝に負担かけないようにロープウェイです。ガイドさんの「眼下に見えますのは80万政令指定都市新潟でございます」、というのをあちこちかき集めてだろ・・と突っ込んでしまう嫌な女です(-_-;)春になったら一人で登ってみようかな。。じょんのび館もリニューアルオープンしましたし、帰りに寄るのも良いかも・・。
弥彦山は毎朝5時くらいに登っている人達がいるみたいなんですけど、この日は誰も登ってませんでしたねぇ・・・登山より家の除雪の方が大事ですから。
山はゆっくり楽しんだ方がイイですし、下山の時に怪我しやすいんで帰りにロープウェイを利用するのは一番安全だと思います。
今度角田山に登った後に「じょんのび館」行ってみようと思います。車で行かないでお風呂のあとに飲んだくれてみたいんですけどねぇ・・・
六日町坂戸山は毎日ラッセルして道つけをしてくれる方がいて、むしろ夏よりも快適に登れます笑(夏は傾斜と人間の歩幅が合わなすぎるのですが、ありがたいことに道をつけてくれる方のおかげで人間の歩幅にあってほんとに楽です)
しかもほぼ尾根コースなので景色良くお手軽に冬山登山気分を味わえてサイコーですよ。下山したら温泉使ってお酒、こたえられません笑
坂戸山も手軽に登山が出来て良さそうですね。しかもふもとの温泉宿と飲食店街とのアクセスが非常にイイんですよね・・・まだ間に合うかなぁ?
毎日日課のように登ってラッセルしてくれる人たちの存在って非常に有難いですよね、今回の登山で身に沁みましたよ。