本日の成果。
下巻に読み進めていた「海辺のカフカ」を読了。
「この父親をなんとかしなきゃな~。」
なんて物騒な事つぶやきながらも、箱入り娘が二度の嫁入り。(^^;)
「海辺」に感化され、海辺を歩く。
波の上には黒いサーファーが、波打ち際には腹白い鳥たちが潮干狩りに興じる。
丘の上では、白い風車が潮風を受けとめる。
白い貝殻が埋め込まれた夕暮れの砂浜に、黒い鳥の死骸が点々と横たわる。
そこで僕は君と出会う。
突然の侵入者にも君は身じろぎもできない。
そこは車両侵入禁止の柵の中だったが、もし車が乗り入れていたら、気づかれずに轢かれてるも知れない。
潮風と侵入者に怯えながら、じっと死を待っているのだろうか?
この鳥さん、なんとかならないの?
このまま死なせてしまうのは・・・。
手を尽くしてダメだったのなら、それは仕方がないけれど、なんとか助けてあげたいよ~。
なんだか昔なにかで読んだ「象の墓場」っていうのを思い出しましたよ。死期を悟った象はみんなそこへ行くって話。。。
私が見たとき、まだ息がある鳥たちは海のほうを見ていました。なんだか切ない風景だけれど、最後に目に映るのが自分が今までとび続けてきた海である、というのは幸せなことではないかなー。
鳥の気持ちは鳥にしかわからないし
そもそも鳥が何か考えているかどうかもわからない
けれど
これも自然の摂理なんでしょうか・・・
人間が自然を壊し続けていけば
それは不自然な自然の姿かもしれませんね
人間の手にも限りあるしね・・・
ボクには何をしてあげることも出来ません。
写真をパチクリ撮る事しか。
どうしたの?
って、たずねても鳥は首を振るばかりです。
死骸が続いた先に、この鳥がうずくまっていたので、この鳥も?とは思ったけど。
うずくまって、こんなトコロで卵でも抱いているのか?
そんな訳ない?
知識もないので、勝手に想像をめぐらすことしか出来ません。
確かに悲しげな目ではあるけど、穏やかな目でもあるとも言えますね。
バドリンガル?でも首につければ、わかるでしょうか。(^^;)
ちなみに、ひとつにはこう言ってるかも知れません。
なんだよ。おまえ。
早くあっち行けよ!
って。
こういう鳥もいるわけだから、ひとつには車両乗り入れ禁止も意味のあることだなとは、思いましたね。