先日、ふと思いたってネット注文で大きいサイズの帽子を買った
子供の頃から帽子は苦手というか嫌いで被っていた記憶はほぼない(こんな炎天下でさえ!)
なにしろ窮屈だし、サイズが合わないからかっこ悪い
小学校の体育帽、中学では過去の事故対策とかで徒歩通学でもヘルメットを被らなくてはならなくなったし、会社での帽子にしろ、たとえそれがサイズが合わなくても代用のものは用意されていなかったように思う
大いにコンプレックスであり、自然、帽子売り場などは暗に避けてしまう。あたりまえに標準と思われるサイズしか置いてない
当然、きまりでどうしても被らなければならない環境以外で自ら好んで被るなんてことがあるわけもない
既製品が溢れる世の中で、それによって便利を享受しているわけだが、そこからはじかれる人は確実にいる
多様性とは言いながら、かっこよさが第一にもてはやされる中では、かっこ悪い悩みは意識の奥に押し込めておくよりなかったのではないか
今時、ネットで探せばもっと早く手に入れる事も出来ていたかも知れないのに、随分と長い時間をかけてまわり道をしてしまったものだ
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