先日、奥日光まで紅葉を見に日帰りで出かけた。
日帰りで行くメリットは、紅葉の見頃、天気の良し悪しのタイミングを合わせられるところ。(単に泊まりの計画を立ててなかっただけだが。)
奥日光が紅葉の見頃を迎えているというニュースは度々目にしていた。前日の天気予報によれば、日中のうちは、まだ雨雲は西の方にあり大丈夫そう。
ところが、いざ朝起きてみると外は雨・・・。
首都高では渋滞にはまった。
カーナビが何か言ったかと思えば「**キロ先に渋滞があります。」の繰り返し。
だ・か・ら。渋滞してない道に案内してくれぇ!
いつしか雨も本降りに。これで現地が雨でさえなければいいのだが・・・。
お昼近くになって、ようやく現地到着。残念ながら依然雨模様のまま。
雨雲は、まだまだ西の方にあるはずじゃなかったのかあ!?
あれは、あくまで机上の空論にすぎなかったわけね・・・。
とはいえ、さすが日光。
平日のそんな天気の中でも多くの人々で賑わっており、何かの駐車場がある度に車の流れが滞る。カッパを着込んだ団体客も見かける。
中禅寺湖畔のイタリア大使館別荘に加えて、英国大使館別荘が見学出来るようになっていたので、今回はそちらへ。
立木観音(何回も来てるが、ここは一度も見た事がない)の前の広い駐車場に止め、そこから湖畔を歩いていく。イタリアより、やや手前にある。
より近くに駐車スペースがあるにはあるようだが、台数は少なく、路上駐車も見受けられた。
ロケーションの素晴らしさは、イタリア大使館とほぼ同じ。
ただ、こちらは建物が、まだ真新しいせいもあって、趣きはイタリアに分があるかな。
中禅寺湖畔では、明治の昔から各国の大使館や外国人別荘が建てられ、国際的避暑地として賑わっていたとの事。
昔の中善寺湖周辺の雰囲気は、以前、湖対岸にクリンソウを見に行った時に買って読んだ伊藤乙次郎著「森と湖とケモノたち」からも随分感じる事が出来た。
確かに、こんな所で、スコーン(コイケヤでない方の)でも食べながらお茶したら最高だろうなあ。
その後、湯滝脇の茶屋で食事。鮎の塩焼き(これは食べないと)、団子、山菜そばやちたけそば等。
外国の方も多く来ているようだ。券売機で何か尋ねられたが、何を聞かれているのかわからず戸惑うばかり。
そういえば、大使館別荘の券売機は外国語表記もあったようだが、さすがにここまで来ると日本語のみのようだ。
ただ、こちらの券を買う様子を見て、理解したようではあったが。
湯の湖まで行ってみたが、もはや視界不良で、これでは降りて歩いてみる気にもなれない。
(以前は、湯元の「森のホテル」に泊まったりもしてたが、今はリニューアルを機に、なんだか高級路線になってしまったようで・・・。)
しかたないので早々帰る事に。しかし、下りのいろは坂で早くも渋滞。みんな考える事は同じだよね。
すごい水飛沫!と思ったら、なんだまた雨か・・・。
これの為にデジカメ(ごく廉価品ではあるが)を買ったようなものなのに、これなら携帯のカメラで十分だったか。
奥日光の大自然に癒されるつもりが、久しぶりの長距離運転に体もガタピシ。
せっかくの紅葉も雨でくすんでしまって、気分もなんだか空回り。
ほんと、お天気次第だったな。
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