真夜中のカメボーイ

　「日光見ずして結構というなかれ」とは、世界遺産的けっこうなオヤジギャグですが、先日、ＣＤをブックオフへ売りに行きました。
　本と違って、ここで問題になるのが、ケースに中身がアベコベに入ってしまっているという事。
　几帳面な方には理解しにくい事かも知れませんが、ＣＤを聴く、ケースが空く、そこへ別のＣＤを入れる、またケースが空く、そこへまた・・・の長年の悪循環が積み重なって大変な事になってしまっているのです。
　さすがに紳士ズラをして、中身がアベコベのまま持ってく訳にはいかないので、この壮大な神経衰弱（？）に取り組みました。
　行方不明になってしまっているものもあります。とりあえず、何とか答え合わせ（？）の出来た５０枚あまりを持っていきました。
　呼び出されてカウンターに行くと、レイコンマ何秒、目と耳を疑いました。
　８０００円越え！ ウソでしょ？　いや、くれるというならもらいます。
　てっきり二束三文（いつの時代の話ですかね。）と覚悟していたので、いや、これはけっこう！

　カメボーイと呼ばれる方が、旧アンディランドにいるそうです。
　アンディランドとは、伊豆にあった亀専門の水族館です。
　いや、今もありますが、イズーと名を変えリニューアルされているようです。
　まだアンディランド当時、にわか亀好きが昂じて一度行った事があります。
　カメレースを見ました。（カメボーイさんは実況担当らしい。実況時に人が豹変！）
　カメコロリンを買いました。
　「カメ、カメって・・・。何が面白いの！？」と言われてる人が居て、身につまされたり・・・。
　かめちゃんのチョットしげた（老けた）怖い顔のお仲間（ヌマヨコクビ）にもお目にかかりました。
　懐かしいなあ。
　これはもう「アンディランド見ずして亀好きというなかれ」と言っても華厳の滝（？）ではないでしょう。