かめよこある記

~カメもタワシも~
To you who want to borrow the legs of a turtle

あちこぐない?

2017-06-25 22:23:50 | かめよこ話
 本日は、C市の魚市場にあるMにて食事。一回、食べて以来、来ていなかったが、着いてみると駐車場は満車。これは、さぞや満席かと行ってみると、そうでもない・・・。ここは、海鮮の丼物を頼むより、フライ等の単品にごはん(みそ汁付)を付けた方がお得かも。
 その後、名物たい焼き屋が復活!のC電鉄I駅へ。たい焼きとフライドポテトを食べる。(共に100円。)さすがに喉が渇いたので、駅内の自販機でファンタ・キウイ味なるものを買う。(一番安かったので。)
 駅内には、中井精也氏の写真展示館があった。彼のNHK-BSプレミアムでたまにやっている鉄道写真の番組を「こころ旅」からの流れで見る事がある。こちらは入館料150円という事で、見ませんでしたが・・・。



 「美味しかった?」の意味で「どうだった?」と訊いた時(これを「どう? 食べれた?」等と訊く。)、高齢のうちの両親は「食べられた。」「食べれるね。」等と言う。
 ここで言う「食べられる」は、美味しかった(まずくはなかった)、まあまあだったぐらいの意味で、反対に「食べられない」は、まずかった、期待以下だったのニュアンスで語られる。
 そもそも「食べられない」物を売ったり、お店で出す事はない訳だけど、戦後の貧しい時期も過ごしてきた両親のような世代には、まずは「食べられる」「食べられない」が評価の基準になっているのだろうか?そのような経験を経た世代にあっても、今では、決して贅沢をする訳ではないにせよ、食に困る事はなく、したがって感動もないという事もあるかも知れない。
 美味しければ、ただ単純に「美味しい」と言えばいいのに。おいそれと「美味しい」とは言えない何かでも? 何にしても、「食べられる」だなんて、肯定感の無い、なんだかモヤモヤが残る寂しい表現だ。
 今日のMにしたって、魚市場脇にあり、鮮度という観点からすれば、これ以上を望むなら、船の上、もしくは海の中しかないという場所のはずだが・・・。出た後、「あちこぐない?」等と二人だけでわかる言葉を囁きあっていた。これに至っては、方言というより、もはや宇宙語!?
 そんな訳で、今回は、当ブログ内の写真を使って、動画をつくってみました。

 

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