先日。NHKで、ムーミンの翻訳をされた小野寺百合子さん夫妻のドラマがやっていましたね。(「百合子さんの絵本」)
戦時中、諜報員である夫と共にスウェーデンのストックホルムへ。
夫が本国へ送った情報(百合子さんが暗号化)は無視され続け、日本は勝てる見込みのない戦争へ突き進んでいく・・・。
小野さんの訳された本は持っていますが、2冊とも、「ムーミンパパの思い出」「ムーミンパパ海へいく」と、ムーミンパパ系なんですね。
「海へいく」は、少し前に読み返していたので、今度は、「思い出」のほうを読み返しています。
ムーミンパパは捨て子で、ヘムレンさんの経営する捨て子ホームの階段に買い物袋の中置き去りにされていました。
そして、きまりばかりのスーパー=ヘムレン(!?)な世界に嫌気がさし、ひとり、ホームを飛び出したのでした・・・。
きまりが嫌いといえば、スナフキンの注意看板嫌いは特に印象的ですが(公園中の看板を引っこ抜いてしまったことがある。)、この物語に登場するスナフキンのお父さんヨクサルも、登場しょっぱなから、きまり事嫌いな性格がうかがえます。
ロッドユールはスニフのお父さん。やはりオドオド感が似ていますかね。
物語は、これら若かりし日のパパ仲間たちの海のオーケストラ号での冒険、そしてムーミンママとのなれそめへと続いていくはず・・・。
キンドルの無料本で読んでいた「宮本武蔵」をついに読み終わりました。
全8巻(1巻目は前書きだけだったが)の8巻目を読み終わるまであと5%だというのに、まだ巌流島の決闘がはじまらない不思議。
(まさか、ここから先は有料で読んでくれって、そういう展開はないよな?)
しかし、この不安は杞憂に終わり、このわずか5%で勝負は決し、物語はばっさりと幕を閉じたのでした。
(今までの、長かったエピソードのあれこれはなんだったのか?)と、拍子抜け。
せっかくのクライマックスが過ぎても、後エピソードを重ねすぎて、終わりどころがわからなくなり、感動が希薄化するよりはいいかも知れないが。
それにしても、単純な疑問として、武蔵は卑怯ではないのかな?
5分、10分ならいざしらず、あんなに思いっきり遅刻して来て、現代日本人の感覚では理解出来ません。
まあ、武蔵だけ、かなりモテモテに描かれていますから、やっかみたくなるのも世の常ですかね。
かめちゃんは、最近、毎日のように甲羅干しをしています。
たまに、夜中真っ暗になってから陸場に乗っていて、心配になることもありますが、考えてみれば、人間が甲羅干しのために用意した陸場だからといって、甲羅干しのためだけに乗らなきゃいけないきまりなんてないんだよなあ。
ちょっと 夕涼みね!
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