「南極物語」といえば、タロ・ジロで有名ですが、実は、南極越冬隊には猫も参加していました。
そんな話は、ついこないだ知りましたが、その猫は、三毛猫の雄。
なんでも三毛猫は、そのほとんどが雌だそうで、雄はたいへん希少なのだとか。(これも初耳です。)
縁起が良いということで、厳しく辛い試練が待ち受けているであろう出発前の第一次越冬隊のもとへ、動物愛護団体の方が連れてきたのでした。
猫の名は「タケシ」。
名前を募集したものの、よい名前が集まらず、その時の隊長の名をいただいたのでした。
そんな訳で、隊員の隊長への不満や愚痴は、隊長ではなく、猫のタケシ君が聞き役に・・・。
犬たちのように、ソリを引くなどといった実用的な仕事は、彼にはありませんでしたが、越冬隊の癒し系アイドルになりました。
暖かい場所を求めて、基地内を探検中に、高圧電流に触れ、瀕死の重傷を負ったことも・・・。
しかし、奇跡的に回復した彼は、第一次越冬隊が日本に帰れるという待ちに待った日が来たその時、異変を感じたのか、なついていた隊員のそばを決して離れなかったそうです。
そして、体が小さかったこともあり、タロ・ジロのように置いていかれる事もなく、無事に日本へ帰ってきたのでした。
三毛猫の雄ってだけでも珍しいのに、南極まで行ってしまうなんて、すごい確率ですね。人間だったら偉人級!?
絵本も出版されています。
せっかく日本へ無事に帰って来たのだから、なついていた隊員さんのお宅でのんびり幸せに暮らせばいいものを、1週間ほどで家を出た彼は、それっきり行方知れずになってしまったとか。
南極大陸が恋しくなり、探しに行ったのでしょうか?
間違って、北極に行かないようにね・・・。
無事に帰ってこれて何よりです。
てか、お久しぶりですね(^^)
元気そうで何より♪
お久しぶりですね~。
この猫さんには、なんだか親しみを感じてしまったので書いてみましたよ。
冒頭の絵は、実際の白黒写真を元に描いてみました。
mikoさんもお元気そうですね。
また、ちらっと見かけたら声かけてくださいね。