ひと月に一回くらいは映画でも観に行きたいなあと思いつつ、これといって観たいのないなあと思っていたら、かねてより観てみたいと思っていた銚子電鉄制作の映画「電車を止めるな!」が圓福寺(えんぷくじ)で毎日上映されていた事が判明。
なんだ、そうだったのか・・・・。それ、早く言ってよォ!(松重豊さん風にお願いします)
平日は午前10時半からということで、さっそく行ってみました。
定員は20名、どんな塩梅だろうなあと思っていたけど、結局のところ自分ひとりきりでした。
10時からの受付を済ますと、終わってから開けてくださいと銚電社長からの手紙入りという封筒と、銚電一日乗車券付きのチケットを渡されました。
みると、一日乗車券は大人2000円。鑑賞チケットが2000円だから、なんともお得じゃないですか?
でも、(車で来ちゃったし、銚電乗る予定じゃないんだよなあ)と微妙な気分でいたら、乗車券に期限はないとのこと。これなら、計画を立てて改めて来るということも出来ますね。
上映まで時間があったので、寺所蔵のお宝展示室に案内されました。
そこには、源氏物語、方丈記などの書物・・・。亡くなられた寂聴さん訳の源氏物語、それに方丈記などを、ちょうど読んだ後だったので親しみを感じます。
「なんでも鑑定団」に出品されたという徒然草も。(ちょうど見ていたけど、たしか、かなりの高額鑑定だったと思う。そう思うと、とたんに見る目が変わりますね)
このお宝展のパンフレットと共に渡された解説DVD。(えっ、お金払うならいらないけどなあ・・・)え?無料なの? なんだか、どんどんお得感が増していくなあ!(忘れてたけど、展示自体も無料です。解説DVDは、慶應大学の教授による本編108分にものぼる壮大なものです)
時間になり、お寺の奥の奥の間に通され、音が大きかったらとリモコンを渡されて、「ひとりなので御自由に」とお坊さんが立ち去った後は、リモコンのボタンさえ見えない真っ暗闇。お寺で御一人様ホームシアター状態でした。
超C級映画とはいえ、怪奇電車の話でもあり、場所も場所柄お寺の暗い一室にひとり切りということもあって、思わず周囲をうかがってしまいました。
ネタばれになるかも知れないので、ここには詳しく記しませんが、先ほどの封筒には、社長直筆の手紙と、映画を観れば納得のお土産が入ってました。
レビューなどという雑念はお捨てになって、まずは、この一連の体験をしていただけたらなと思います。
お昼は、屏風ヶ浦の絶景が見渡せるレストラン「風のアトリエ」で、遠くガラス越しにヤギとお互いを意識しながらのパスタランチ。
実は、銚子市の隣町である旭市で、移住された方が、この忘れられた被災地の街を応援しようと写真集のクラウドファンディングをなさっているのですが、まだまだ目標額に達していません。
もし、興味のある方は「CAMPFIRE」にて応援してあげてくださいね。
※※※目標金額越えで終了しました!ありがとうございました!
ぜったいにあきらめない、銚電に負けるな!
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