台風が過ぎ去ったばかりだというのに、今度は大雨だ。
こんなのが月ごとに、いや週ごとに、それも毎年やってくるのかと思ったら、それだけで気が滅いってくる。あまりの異常気象に、災害は明日は我が身、他人事ではないとは思っていたが、こんなにも早く訪れるとは。
今回は、水が車庫の車の床下ギリギリまで迫った。
前回、前々回の台風でもなかった事だ。台風が遥か彼方の海上にいてすら、こんなんでは一体この先どうなっちゃうんだ。
刻々と水かさが増していく光景を目の前にしてはじめて、ああ、どこかでまだ他人事だったんだなと思い知らされたよ。
レーダー図では、あと少しで雨雲は切れそうなのに、その最後が抜けてくれない。
バケツでかいだすか? いや、地続きの道路にいくら出したところで意味がない。
やっと思いついた事といえば、風呂の水を抜くのは、外の水が引いてからにしようってことくらい。なんだ、のんきに風呂に入っていたのかと思われそうだが、ほんと気が気ではなく、夕食も喉が通らない。
圧倒的な大自然の脅威に、バケツだ風呂桶だの言ったって太刀打ちできるはずもなく。過ぎ去ってくれるのを、ただ祈って待つしかないのは太古の昔から変わらないのか。
おかげで怖いものリストに、風の音に加えて雨の音が増えたよ。
ちいさなCDラジカセを引っ張り出して、シャーデーのベストを聴いていたが、少し遠ざかっていた佐井好子の「蝶のすむ部屋」を久しぶりに聴いてみた。
他の作品にくらべれば彼女のおどろおどろしさがいくらか抑えられている印象があったが、あらためて聴いてみると、あながちそうとも言えない。
「淋しい印度人」の「とっても顔が変なので、みんなでみんなで村八分」なんて歌詞には相変わらずモヤモヤするし、「鬼づくし」なんかは夜中に耳元で聞けば、ぞわぞわくる。でも、タイトル曲や「白い鳥」など、あらためていい曲ばかり。「日曜日」なんかも可愛らしい。
また怪奇チックなこんな曲が聴けるのも、それだけ元気が出てきた証拠かな。
他の作品にくらべれば彼女のおどろおどろしさがいくらか抑えられている印象があったが、あらためて聴いてみると、あながちそうとも言えない。
「淋しい印度人」の「とっても顔が変なので、みんなでみんなで村八分」なんて歌詞には相変わらずモヤモヤするし、「鬼づくし」なんかは夜中に耳元で聞けば、ぞわぞわくる。でも、タイトル曲や「白い鳥」など、あらためていい曲ばかり。「日曜日」なんかも可愛らしい。
また怪奇チックなこんな曲が聴けるのも、それだけ元気が出てきた証拠かな。
近頃では「まふまふ」なるアーティストが人気だという。なんだ、タートルネックボーイも案外イケてるじゃない。
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