お汁粉

今から１０分前・・4時２０分ごろ朝の空気をいっぱい吸ってきた。

100mぐらい離れた家からの明かりが見えた。

たった一つのこんな朝早くからの明かりを見つめていた。

今朝は月曜日です。

仕事で早くから準備しているのだろう・・と早朝の明かりを見ながらそのほかの明かりは

あるだろうか見回した。

一台の車のライトが遠くに過ぎ去って走り去っていくのを見つけた。

それからは何の明かりもなくどんよりした空を眺めながら玄関前で朝の新鮮な空気を

ありがたく吸い込みながら建物を見ていた。

今はまだ外は薄暗い。

電気スタンドの灯を照らしながら手元をしっかりと見つめている。

部屋の中は・・外の明かりを貰ってもスタンドの明かりがないと過ごせない。

私の姿がスタンドの明かりで素通しのガラスに映し出されている。

手・・寝巻き姿の色が模様がライトの反射する部分がはっきりと映る。

映る先には庭石もついてきて二重になって重なって見えてくる。

連れ合いと一緒にお汁粉を食べた。

スーパーへ買い物前の時間に食べた。

もう数週間前に同じスーパで購入した餅です。

リビングのテーブルのお椀に既に盛られてあった。

連れ合いから声がかかっていつもの椅子に座った。

お椀には2枚の餅が入っている。

IHで焼かれた餅。

焼き上がりまで４分ぐらい掛かる。

購入する餅は機械餅の焼き上がった柔らかく伸びが良い餅は私にとっては恐ろしい。

噛み切れない。

喉に詰まる人の多さが分かる。

加齢の恐ろしさが今更・・今になって恐怖と感じるようになった。

年末私の作る機械餅は硬く噛み切り易く自分で考え作るから喉に詰まる心配はない。

今日こんな朝早くから残りのお汁粉を食べる予定です。

噛み切れる大きさに切ってから焼く・・お粗末に・・・・。