前回「太陽」のオープニングについて話したので…今回もオープニングネタをば。
太陽史においてわずか1回しか使われなかった貴重なオープニングといえば、
有名なのが最終回のモノ。
メインテーマ'86に裕次郎さんのカットが入るのもこの回のみですからね…
ところが遡ること1年、ラガー殉職・658話の翌週放送、659話のオープニング。
前回までのオープニングからラガーをカットし、山さんのハイライト〜中間の走りはデューク編のソレと同じものに。
この時のメンバーは、
ボス、ドック、ブルース、マイコン、マミー、トシさん、山さんの7人。
そのさらに翌週からデュークが加わり、一挙8人体制へ。
ところが、このデューク登場編において、1話だけ先の7人体制になっているのが、
「マイコンがトシさんを撃った!」の回です。
本放送では664話に位置しながらも、659話「夏の光」と同時撮影のこの回。
本来なら659話の前後に放送されるべき回(そしておそらくそのつもりで制作されている)でありながら、
なぜかオープニングだけはデューク登場編のものを使っているんですよね…
これがどうも納得いかなくて…笑
なぜ659話用のフォーマットを適用しなかったのか…
OPで8人出てきてるのに、本編のセリフには「1億の中のたった7人の仲間じゃないか…」とあるという齟齬まで発生してるのに…笑
似たような境遇の作品に、西部警察PART-Ⅲの11話「狙撃」という回が。
要は、第7話と同時撮影ながら、第8話(ジュン登場)のみならず、第9・10話(福島ロケ)に押され、ようやく放送されるに至ってしまった、という回。
PART-Ⅲは前述の第8話からOPのフォーマットががらっと変わるのですが、
第7話はPART-Ⅱ(からPART-Ⅲ第6話まで)のOPのマイナーチェンジに留まってるんです(オキ(三浦友和さん)のパートを大将にしたぐらい)
となると第11話は、第8話以降の素材になるかと思いきや……
ちゃんと(?)撮影順に準じてか、第7話と同じフォーマットが用いられてるんですよね。
これの利点は何かというと、
再放送を録画して、7話→11話→8話以降…というようにダビングすれば(あるいは見せれば)、
知らない人はコロッと騙せてしまう訳なんです笑
というか当時の事情を知らない人(再放送勢含む)からしてみれば、この順番のほうが自然ですよね…
だって1話だけOPが前のものに戻るうえに、先週までいたマイc…ジュンがいない!ってならないんですもん笑
大都会や西部警察シリーズは意外とこういうところしっかりしていて(誰だ、ストーリーは荒唐無稽なクセにとか言ったのは←)
レギュラー出演者でもその回未登場の人はクレジットしないんですよね(81年の裕次郎さん=木暮課長は除いて)
個人的にはこの措置、好きです()
うーん…改めて、「マイコンがトシさんを撃った!」の659話フォーマットバージョン、誰か作ってくれないかな…(それとも自分でどうにか作るか…?笑)
両者のOP(のスタッフクレジット)を比較してみると、やはり同時撮影だけあって、
脚本が「小川英・尾西兼一」(659話)、「小川英・富岡恵美子」(664話)の違いのみ。
来年から「太陽」再放送するとしたら、ぜひこのバージョンになって、
新・660話として放送してくれちゃったりなんかして…()
駄文乱筆、失礼…。
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