何に対して「普通」か?
自分?家族?町?市?県?地方?日本?世界?
または同世代?親の世代?と…
普通と言うのが「大多数」ならその範囲は?
外れたら駄目なのか?
何故「普通」に染まらなきゃいけないのか。
小学校時代に同級生達と話していてもその違和感が取れず
簡単に「うん、そうだね」と言えませんでした。
日本にO型が多いのならAB型の私は「普通」ではない。
日本に右利きが多いのなら左利きの私は「普通」ではない。
遅生まれは4~12月までの9ヶ月だから多数で「普通」と言うのなら
2月生まれの私は「普通」ではない。
どの普通に染まれと言うのか常に悩みました。
大平学区なら大湊新町と大平町が歴史が古いから
そいつらが言う事が正しい。
本当か?合わせなきゃいかんのか?
何を以て「普通」なのさ。
…こりゃいじめられるわけだ(^^;;;
私はその違和感を堪えて「みんなと染まる」事を拒みました。
だからこそ中学の連中が少なくなる高校に進学したわけです。
高校になれば狭い下北半島とは言え周りの地域からも
たくさん入学してきます。
狭い地域のローカルルールなんて通用しないのです。
高校で知り合った友人達は私が「変わっている」事を認めてくれたわけで。
社会人になり青森から遠く離れた神奈川に来た今でも
地元に残った彼らとの付き合いを続かせてもらえるのも
彼らの度量の広さかも知れませんね。
「お前は変わっているからちゃんとした社会人になれるか心配だ」
と言ってくれた友人もいたけど
今の会社も変わってるから私を受け入れてくれてるしね(笑)
ちなみに私の妻も私と同じような経験をしていたようです。
田名部地区の常識に馴染めず受け入れずいじめられたらしい。
妻も周りから見たら「変わり者」のまま大人になった口でした。
だからか私らの間では「普通」と言う言葉を使わなかった。
付き合う前から何を相談されても「普通は…」とは言わず(言えず)
「俺はこう思う」で通したので妻としては安心感があったみたいです。
自分の意見が「普通」だなんて思いたくないしね。
ただ、常識知らずなのは嫌だから世間の常識を踏まえて
「でも俺はこう思う」とするようにしたんですが。
お陰様で「変わり者」同士の仲良し夫婦になってるわけですが(笑)
この歳になっても「普通」と言う言葉は嫌いだな。
「世間一般で言う普通」である事に一生懸命なら
障がい児と診断された光之介を受け入れる必要があったでしょう。
私にはなかったから虎之介も光之介も私の息子としか考えてないしね。
周りから「大変だね」とか「可愛そう」と言われたくもない。
親が子供の成長を支えるのは当たり前だからね。
苦労なんて人の親ならどこだって一緒でしょ?
なんだか書いていてまとまりが無くなってきたので
この辺でしめておきます。
私は死ぬまで「普通」と言う言葉に抗って生きていたいな。
妻と一緒にね(笑)
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