ポン・ジュノ監督、すいません。
このブログ、ネタバレしまくりです。
という訳で前回の続きで映画「パラサイト」の考察、感想、願望、小ネタを書いていきます。
ちなみについている印は自信がある順に◎、△、❌としています。❌は不明瞭なものも入っています。地下の住民は全地下と表記しております。
△映画冒頭に出たWi-Fiの電波探し、カカオトーク(日本で言うLINEみたいなアプリ)などのスマホを使ったもの、照明を使ったモールス信号、無線機は階級を超越できる連絡ツールでしょうか?そうなると1番の謎だったダヘちゃんの日記帳もそれに該当するのでは?中身を読みたい……。
でも、無線機は階級を超えてなかった気がしますが……
◎半地下の家族が訪れた運転手(キサ)食堂、主にタクシー運転手のための食堂ですな。父ギテクが子供たちに再確認させるように「運転手食堂だ。」と言っているので、子供たちは行ったことなさそう。
「2回使って~」と出ているので、ケビンの件を1回目として、2回目はギウがエリート友人のミニョクのふりをしていること?「ダヘとは大学に合格させたら付き合う。」などとミニョクと同じセリフを発しているのが理由です。
△この作品で殺され人物の共通点はそれぞれの住まい又は家族の中心人物?
まずは金持ち家族の大黒柱はパクドンイク、半地下の家族の大黒柱は父のギテクと思いきや、ギジョンを挙げたいと思います。なぜなら、今回の計画の中心人物であり、ギテクは序盤のピザ箱の畳み方などドジが多い故に二番手以下に降格と見ました。
元家政婦は金持ち家族の住まいの家主的存在と考えます。金持ち家族が引っ越してくる前から家政婦やってますので。
そして、元家政婦の夫である全地下の住民は1人しかいないので、全地下の住民の大黒柱に該当します。
どれも無念すぎる最後です……
❌地下室の存在はなぜバレない?元家政婦がいた頃は目を光らせていたと思いますが、クビになって地下室に閉じ込められ、白昼のパーティーの惨劇の後に警察が色々調べるはず……それでも見つからず…。そして、ギテクは元家政婦の遺体を埋めて、さらに地下室での生活を続けるもパクドンイク殺害の後悔に悩まされます。その豪邸に買い手がつき、新たな家族が住み始めてもまだ地下室の存在は気付かれません。謎…。
長きにわたる考察にお付き合いありがとうございました。
こんなに伏線だらけの映画ってなかなかないです。
この映画を2回見たんですが、もうちょっと前日譚なるエピソードが欲しかったです。特に出番の少なかったミニョクが水石を手に入れた経緯とダヘちゃんとの関係、それから全地下の住民が地下室に住むと決めた経緯などのエピソード……
でも、映画はとても良かったです。
前の記事でも書きましたがこの記事は映画を見た人たちのおかげで書けました。
私的にベストシーン&セリフはギウが豪邸の中庭を見下ろしたところでダヘちゃんに発した、「あの人たちは自然だな。優雅で。僕には似合うかな?」……
ケビンでもミニョクでもない、飾らないギウ自身がとても出ていて震えました。
お金だけでは埋められない壁、その後のダヘちゃんの「似合うよ。」のフォローも切なかったです……
サンクス アンド サンクスです。
もしかしたら誤字脱字独断偏見あるかもしれません。優しく指摘して下さい。
続きますかな?
サランヘヨ!