みなさん、こんばんは。
暑い日が続き、また台風も変な軌道で、
本当にどうなっちゃったのかというこの頃の夏ですが
そろそろお盆ですね。
そして、本日8月6日は広島に原爆が投下された日。つづけて、8月9日には長崎に。
8月15日に終戦をむかえたのは今から78年前の出来事です。
もう天国にいる私の祖父母は、戦争を体験した世代です。
おじいちゃんの右肩には銃創があり、既に何十年と経っているのに大きなコブとなって腫れたままでした。
小学生の社会の宿題で、おばあちゃんに戦時中の話を聞いたのですが、その時は「おら知らない」といって何も話してはくれませんでした。
きっと、あまりにつらい体験だったからだと、両親から言われたのを思い出します。
苛烈な戦地に赴いた方々の中には、今なお本土に帰れずに現地に骨が埋もれたままの方が何万人もおられると言います。
また旧日本軍が命や住処を奪ってしまった外国の方々もたいへん多いです。
過去の過ちを反省し、戦争だけはなんとか避けなければなりませんね。
命がけで大変な思いをした過去のご先祖様たちから受け継いでいる、今の命と暮らしを大切にしなければいけません。
そのことを忘れないことが、とても大事な事だと、今ならわかります。
災禍は忘れた頃にやってくる。
お盆には故人の魂が縁ある人たちのもとに帰ってくると言います。
感謝の気持ちでお迎えしたいと思います。
よろしければお聴きください。
OKAERI 8.15 / うたのほし