雨の砂場は独り占め

無責任な思考の飛躍
たまに現実

雨の砂場は独り占め36首縊

2024-07-16 | 雑記帳

物はついで

中谷宇吉郎の随筆を読む

青空文庫

寒月の発表原稿

首縊の力学の裏話がすべてある

漱石の徹底さ

完璧な翻訳

ギリシャ語で書かれた部分も

首縊の生理学作用も

「モデルの詮索はいかにも意味なし」

って   ここに全部書いちゃってる

ガラス磨き

カエルの眼球

マグネ付けたるノズル

でも前歯を折ったのは

漱石自身

お呼ばれした溝淵氏方

しかも旅順陥落の1月2日

これも中谷宇吉郎がばらしてる

「団栗のことなど」

団栗にはスタビリチーがある


雨の砂場は独り占め32.5陰翳

2024-07-15 | 雑記帳

潤一郎先生

「陶器には漆器のような陰翳がなく」

茶器はどうだろう

わびさび文化は

千利休

茶室の採光は陰翳の原点

漆器は縄文

土器も縄文

漆を使った陶器の修復

物を大切にする文化

暗闇の金継もレフレクター

柿の葉寿司が無性に食べたくなった


雨の砂場は独り占め35潜水艦

2024-07-14 | 雑記帳

夏が来れば

そこには水中モーター

小遣いなくても

建築現場の切れ端は

立派な戦艦

どうしても作りたかった伊号400

子供には無理な比重計算 浮力調節 遠隔操作

雨のプールで処女航海

潜航したまま回収不能

海洋ものなら潜水艦

映画に小説

今でもRed Octoberが一番

Hollywood Showerの部分が好き


雨の砂場は独り占め34静寂

2024-07-13 | 雑記帳

今は音の洪水

文豪の時代は?

陰翳には静寂が付き物

漱石はラヂオを知らない

震災後 潤一郎はラヂオで音楽を聴いたか

風の音 虫の声 雨の音

音楽と接する機会は

歌舞伎 浄瑠璃 音楽会 それとも二弦琴

漱石と寅彦が行ったのは

ラヴェル 子供と魔法

漱石も酔って真似した

蛙の鳴声 

猫はそこにも登場


雨の砂場は独り占め33夏が来ると

2024-07-12 | 雑記帳

夏休みは昆虫採集

何でもかんでも展翅版

バルサに乗せて足と腹そろえ

家の中は虫だらけ

朝はカーテンにクワガタや水カマキリ

春はオタマジャクシやサンショウウオ

逃げ出して机の下で干乾た

今は観察だけ

今年はトックリバチが来ていない

他の狩りバチはちらほら

バラハキリバチはそこら中

ビオトープ欲しいけど

そこまで庭は広くない

せめてもと

バグホテル作ろう

Bugs' Grooveを聞きながら