虫愛でる主婦の日記

茅ヶ崎在住25年を超えました。
このブログも20年目を超えました。よく続くねぇ

少子化に因んで鬱話

2004-08-27 21:03:38 | Weblog
世の中は少子化だそうである。

結婚しても子供を作らない夫婦が、あるいは結婚自体をしないで、独身貴族・パラサイトシングルが増加しているとか。

ウチは子供のいる家庭であるため、周囲の知人も当然子供を通じて知り合った人が多いので、みんな子供がいるわけだが、我が家以外では一人っ子がとても少ない。
ついきのうも、知人が第2子をご懐妊。
二人以上子供のいる家庭のほうが、知人には圧倒的にいる。子供三人の家庭も珍しくない。

これは結婚して産もうと思う人は二人以上でも産むし、産まない人は決して産みたいと思わない、てなことだろうか?(不妊症の人は含みませんよ、あくまで。不妊症の人は産まないんじゃなくて、ほしくても産めない、のだから)

よく、産みたくても昨今の不安定な世の中、教育のこと、税金・年金のことなど、先々を考えると
子供がかわいそうで産めない、なんて意見もある。
でも、この世に生を受ける、ということは何にも替えがたいすばらしいことなんだけどなあ。
子供を産もうと思わない女性は、「生まれてきてよかった」なんて1度も思ったこと無いのかな。

とはいえ、私自身も子供が生まれたときはじめて、あまりにも自分の子がいとおしくて「生まれてきてよかった、子供を産んでしあわせだ」と思えたのだよね。
そういう経験は子供を産んで、自分の親の苦労を少しわかって、初めて感じるのよん。

ウチももう一人欲しい(欲しかった)のです。
一人目はもう6歳。わたしの歳も若くない。はっきし言ってオバサンだ。
2年位前までは不妊治療をこころみていた。二人目不妊、というやつです。
でも、これ(妊娠)ばかりはわたしひとりががんばっても、かなえられることではない。相方の協力が不可欠だ。

相方(夫)の知人に、不妊治療の経験者(夫婦)がいる。治療のため九州にまで飛び、莫大な費用と時間と、大きな悲しみも伴ったという。でも、今はめでたく子育てに忙殺されているそう。
わたしは彼らに比べれば、ホンのさわりのような治療で終止符。それは、相方の協力が得られなかったから。

彼の協力さえあったら、妊娠できたとは思わないが、心残りは(すごく)ある。
頭の中ではあきらめているのだが、心の中では、やればできたことが多かったのではないか、という後悔(この言葉は使いたくないが)と、不妊治療中のことを思い出すと胸のくすぶりがあってね・・・
あきらめられるとかいうものじゃないのよ・・・

ときどき、何も知らない親族に「もうひとりつくらないの?」などと言われるが、そのときは「いやあ、こればっかりは神様に聞いてみないと・・・」と返答しているが、夜眠る前に突然思い出して鬱になる。
これからは「もうわたしもババアだし」といってやる。

あとね、「ひとりじゃかわいそう」なんていってくるバカがいる。見ず知らずのおばあさんが多いよね、そんなこと平気で言うの。子供をつれていると、「あらぼく、おりこうねえ、いくつ?」なんていかにも子供好きそうな話しかけ方できて、わたしに、「お子さんはひとり?」とくる。んで、あげくのはてに「かわいそう」ときたもんだ。
結婚して、簡単に子供ができた経験しかない人は、子供が自然にできると思っている。
しかも、一人っ子は親のエゴだといわんばかりだ。

なんで兄弟がいないとかわいそうなんだ?
そりゃあ、わたしにも兄弟がいるから、親以外の身内がいるのはありがたいのは分かるし、ほんとうに感謝している。
でも、いないとかわいそうなんていわれるのは何で?
ひとりじゃかわいそうだから、みんな子供を産んでいるんじゃないでしょ?
兄弟がいたほうがいい、というだけでしょ。
兄弟がいないと悪い、なんてことないでしょ。

この話題になると不満は多いので、長くなりました。
ちょっとは慰めになるブログもあったので今日はこれくらいに・・・



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2 コメント

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トラックバックしてみました (もぐら)
2004-09-02 22:25:08
いきなりですいません。

虎を連れてきてしまいました。



意味合いは違いますが、ちと関連性があるかなと思いまして・・・。

返信する
初トラックバックですう~ (虫主婦)
2004-09-06 11:29:49
うれしいな~

そちらにも時々遊びに行きますね。
返信する

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