スワンS(G2)
今週末土曜の京都のメインレースです。
阪神開催の昨年一昨年はハイペースでしたが、京都開催では17、18年を除けばスローか平均ペース。今年のメンバー構成からすると、スローペース必至。上がり勝負となる。
同コースの安土城Sがスローペースで、前走でここを上がり32.8秒で②着したビーアストニッシドを信頼。他、グレナディアガーズ、アヴェラーレ、ルガル。
◎ビーアストニッシド
1800M戦のG2勝ちがあり、2000M〜2400M戦を主戦場としてきた同馬ですが、近2走は距離を短縮してきており、マイラーズCはシュネルマイスターの0.3秒差、前走は1400Mのオープン戦でママコチャの②着と、G1馬相手に健闘するなど変わり身を見せています。
騎乗予定の岩田康騎手は同レースにめっぽう強く、15年以降③③③ー②①⑮①着。京都に限れば複勝率100%で、20年の①着カツジは11人気だった。
○グレナディアガーズ
グレナディアガーズの阪急杯は単勝1.7倍の支持を得ながら⑦着。不可解な負け方でしたが、1400Mの重賞は②①②⑦着の実績。高松宮記念以来のひさびさですが、半年ぶりの阪神Cで②着の鉄砲実績があり、この点は問題なさそう。この馬が1人気となるはずです。
▲アヴェラーレ
いい決め手があり、3戦連続上がり最速を記録。前走の関屋記念では先日の府中牝馬を制したディヴィーナを負かして重賞初制覇。マイラーですが、2走前の京王SCでレッドモンレーヴの0.2秒差なら、1400M戦も守備範囲と見ます。それよりも1度しか走ったことがない右回りコースへの対応がカギとなりそう。