仁川S(土曜阪神11R)
3年前からアルデバランS(京都オープン)がステップレースとなっている。18年①着③着、19年①着②着③着、20年③着。20年はアルデバラン④着馬だが、同レース組はこの馬しか出走していない。
ただ今年のアルデバランは中京開催で、仁川Sは阪神開催でも5日目と条件は異なる。それでもアルデバラン組に有力馬が多く、これを中心視したい。
アルデバラン①着のロードレガリスは出遅れて外を回される展開でも
完勝。前年に続く同レース勝ちで、舞台が異なっても勝つのだから、この馬は今が走る時季と見ていいだろう。武豊騎手騎乗。他を突き放しての1人気になりそう。
アルデバラン③着のマイネルユキツバキは、腰不安からの休養後は成績がさっぱりだったが、2走前からこの馬らしい走りが戻ってきた。前走は完全に復調したと言える内容。阪神での成績は悪いがすべて近走のものであてにならない。川田騎手騎乗。
ベストタッチダウンの前走はペテルギウス④着。一旦抜け出すも最後は甘くなる内容。サウンドキアラのような典型的な京都巧者と見る。なので軽い馬場がいい。阪神でもそこそこの良績があるが、今年の同レースは開幕週開催ではないし、京都でほど買いたい馬ではないので上記2頭ほど魅力はない。岩田康騎手騎乗。
アルデバラン④着のミヤジコクオウは2走、3走前は大きく出遅れた内容。前走は発馬がうまくいって④着だが、次走もやはり五分の発馬が好走条件になる。
このあたりが上位人気馬になりそう。決めつけるにはまだ早いがマイネルユキツバキがよさそうだ。ロードは鞍上がまたやらかす不安があるし、ベストはここはいい条件とは言えない。
他では近2走着順こそはだが内容がいいテーオーエナジー。メイショウマトイはベスト条件でここ狙ってるか。最近は気性もだいぶ落ち着いてきて、あなどれない1頭になりそう。