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根本的なところを問う①

6月30日

■最近は近場の店を活用するようになった。いぜんは最初からいい店を探すことを諦めていて同じようなところしか利用してなかったが、なにごとも楽しむ方向で進めなければ、楽しいことにはならない。なわけで、最近は入ったことのない店に入るようにしている。

■今日は入ったことのない蕎麦やに入ってみた。わりとよかった。



■なんとなく他人の旅行記でも読んでみようと思い、そういや歴史家トインビーのまだ読んでないそういう本があったなと探したが、最近は本棚は整理しない方が面白いを口実にデタラメにつっこんでいたため、まったく見つかる感じがしない。結局見つからなかった。

■そんななかドゥルーズ=ガタリの「哲学とは何か?」が出てきた。買った記憶がなかったので、驚いた。いぜんはいつどこで買ったかまで憶えていただけに記憶力の低下を実感する。

■哲学とは何かとはまたドゥルーズらしくない本だが、これがほぼ彼の最後の本となった。

■ゴッホやゴーギャンは、その初期作品ではイモの色のような色しか使っていない。この点からドゥルーズは彼らには色彩に対する畏敬とおののきがあったのだと考える。ドゥルーズもまた哲学史に対する畏敬とおののきから、哲学とは何かという問いを最後にもってきたのだろうと思います。



■ボリス・ベッカー元選手が大坂なおみ選手のメディアへの対応に批判的な意見を述べている。妻子を養ってかないといけないのに仕事がないとか、プレッシャーってそんなときに感じるべきものなんじゃないのか?と。この男らしい意見になにか大事なことに気づかされた気がしました。

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