年度末の最終日、担当よりとんでもない報告がありました。
神奈川県が本日、指定放課後等デイサービス事業所「海山時間」を運営する事業者に対して児童福祉法に基づ監査を実施した結果、指定障害児通所支援事業者の指定の取消しを行うこととしたとの発表を行った、というものです。
神奈川県の記者発表資料によると以下となります。
1 事業者の名称等
事業者名 合同会社レインボーグロウ
代表者 桑原 潔
所在地 逗子市久木4-17-12
2事業所の名称等
事業所名 海山時間
所在地 逗子市久木4-17-12
3指定の取り消しを行う年月日
令和6年4月1日
4指定の取消しの理由
(1)不正請求
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、国が臨時的に認めた、在宅での代替支援の取扱を悪用し、放課後等デイサービスの提供がないにも関わらず、放課後等デイサービス提供実績記録票を作成し、障害児通所給付費を請求していた。
(2)監査等の妨害・忌避
不正請求の経緯を知っている当該事業所の職員に調査への対応を求めたが、これに応じなかった。
5不正請求額
約234万円
障害児通所給付費の返還額は、支給決定を行った市町村が確定する。
6 サービスを利用する児童への対応
県では、指定の取消し後も、児童が引き続き他の事業所でサービスを受けられるよう、事業者に対して、他の事業所を紹介する等の対応を行うよう指導している。
逗子市からは
当該事業者が不正請求によって支払いを受けた額 1,879,583円につきましては既に返還させたほか、加算金 751,833円(返還額 1,879,583円に100分の40を乗じて得た額)につきましては、納入通知を交付済みであることを申し添えます。また、当該事業者のサービスを利用していた方に対しては、他の事業者によるサービスが受けられるよう、支援してまいります。
との報告を受けています。
問題となるのは、代表者が市議会議員の家族と推測できること、事業所の連絡先の住所と電話番号が議会事務局に登録されているものと同じであることです。
残念ながら当該議員からは何の説明を受けていません。