教育民生常任委員会が開催され、付託された議案の審査が行われました。
多くの時間を割いたのは久木小学校長寿命化事業中、久木小学校長寿命化改修工事(第1期)に係る設計条件について、改めて検討の必要が生じたため、屋内運動場改築工事及び関連する歳出予算の3億229万9千円の減額と継続費の廃止を行うものです。
これは基本設計・詳細設計を請け負った、株式会社 綜企画設計が久木小学校の前面道路が20ｔ以下の車両しか通行できないことを失念し、60ｔの重機を入れる設計で設計図書を納品し、工事の入札の告示前に間違いに気が付き、設計をやり直すことになりました。
久木小学校の前面道路の下は久木川が流れる水路であり、上部を塞ぎ暗渠になっています。
綜企画設計は瑕疵を認め、綜企画設計の負担において詳細設計をやり直すことを逗子市を文章で約束しています。
株式会社 綜企画設計には基本設計の業務委託料36,636,000円は令和4年度に支払い済みで、令和6年度の詳細設計の業務委託料48,829,000円は既に設計図書が納品され契約も終了していることから3月中に支払われる予定です。
今後は、逗子市が外部委託をして前面道路の通行車両の耐重量等を調査し、結果次第では道路補強等を検討することになり、令和7年1月着工予定が令和8年4月以降になると予想されます。
久木小学校へ通う児童、保護者、近隣住民、関係者の皆様にはご心配をお掛けします。
進展がありましたら、お知らせいたします。
