材木座海岸で鎌倉消防・海上保安庁・逗子消防合同の水難救助訓練が初めて行われました。
これは昨年10月に逗子消防が水上バイクを小坪分署に配備したことがきっかけで、先に配備し運用経験のある鎌倉消防からお声が掛かり、材木座海岸を管轄する、海上保安庁湘南海上保安署も含めて実施されたものです。
訓練内容は材木座海岸沖の和賀江島に3名が取り残され、鎌倉消防へ119番通報で救助要請があったことから訓練がスタートしました。
和賀江島付近は岩があり、水上バイクが近付けないとの判断から、鎌倉消防隊員2名が浜から現場へサーフボード(レスキューボード)でパドルで向かいます。
要救助者をサーフボードに乗せて、岩場から遠ざけた後、水上バイクの後ろに付けたライフスレッドに乗せて浜まで搬送しました。
2名の要救助者は逗子、鎌倉それぞれの水上バイクで、残りの1名は海上保安庁のゴムボートで救助されました。
訓練の振り返りでは、無線周波数を共通するか否か、ブルートゥースヘッドセットの有効性、浅瀬の判断、救急車の待機場所と要救助者を搬送する場所の指定など、共同訓練ならではの話が聞け、逗子市側としては大変参考になったと感じます。
関係書の皆様、お疲れ様でした。
これからが海は本番、多くの方が逗子・鎌倉の海に訪れます。
引き続き、訓練を重ねて、安心安全の逗子海岸を守って頂きたいと思います。