SWINGの歌手紙&シグナス混声合唱団・Kassi'sBlog

音楽ボランティアを初めて17年約700回の訪問演奏をおこなってきましたやがて80歳を迎えようとしています!

SWINGの歌手紙 今日は終戦記念日!!当日の想い出が脳裏を駆け巡る!!

2013年08月16日 00時07分05秒 | SWINGの歌手紙

SWINGの歌手紙 今日は終戦記念日!!

当日の想い出が脳裏を駆け巡る!!


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 メゾソプラノ歌手MIDORI AHMEDさんの素晴らしい

 歌声をお聞きください!!

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 http://www.youtube.com/watch?v=TT5L7DubMn4

 http://www.youtube.com/watch?v=TqH4ZCEt0XE 

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68年前の今日は日本が無条件降伏をした日です!

今日のように晴れた暑い日でした。

朝からNHKラジオが何度も重大放送が有ることを伝えて

いました。

「疎開先から広島の原爆投下後一時避難の意味もあって

夏休みでもあり一時帰宅していました。」


皆さんはそれがどういうことなのかは知っていました。

広島、長崎と新型爆弾が投下されて一瞬にして都会が

破壊されたことを知っていたからです。


近所の皆さんが子供も大人も皆集まってくる!

私の家は隣組の集会所と化してしまった。

何故ならこの警察官住宅300戸のうち

本来なら銃後の守りを担っている警察官は

召集されないことになっていたようです。


召集されたのは7名だけそれぞれが特殊技能を

持った者だけが、召集されたようです。

「私の父は潜水艦の機関士で機関学校出身でした。」


正午丁度に天皇陛下の玉音放送が始まる、

皆頭を下げて一言も聞きもらさじと聞いているが

皮肉にも雑音が多く聞きとれない?


でも、おおよその見当はついたのか一斉に涙を流し

ています。私たち子供にも想像はついていますが、

あっけに取られていたのが本当です。


何よりも空襲が無くなり夜にはあかあかと電灯を

灯せることが最大の喜びでした。

負けたとはいえ敵軍が目の前にいるわけでも

ないので、ピンときません。

 

やがて夜になり、電灯の周りの黒い布を外し明るい

電灯の下で過ごすことの喜びを味わっていました。


戦争に負けた悲しさなど微塵もありません。

夕涼みに出て空を見上げます、もう真黒な煙が空を

覆っていることもありません。


天の川が空を流れはるか南の山に続いています!!

それから1週間くらいたったでしょうか、初めてジープに

乗った米兵がやってきました、怖さ見たさに子供たちが

集まってきて、遠目にジープを見ていました。


おいでおいでと手招きをするのでこわごわ寄ってゆきます。

進駐軍の兵隊が手に手にチュウインガムを手に持ってそれを

私たちに与えてくれます、たちまち行列が出来それぞれの

手にチュウインガムを持たされました。


遠巻きに見ている親たちの中から

「毒が入っているかもわからないから、食べたら駄目」とか

言っているのが聞こえましたが構わず、それぞれが

ほおばっています。

大阪にも戦前からチュウインガムは売っていました。

粗悪なものでした、貰ったものとは全然違います。

本物をもらって、一気に進駐軍の信用がましたようで、

ジープに乗せてもらったりと親しみがわいてきます。


「あれだけ空襲にさらされて何万という方が亡くなっているのに

と成人してから思いました。」


日本人の特質何でしょうか、「昨日の敵は今日の友?」

恨むこともなく、かと言ってこちらが卑下することもなく、

対応していました。


ジープが入ってきたときには銃口を上には向けていましたが、

一応警戒しながら入ってきた進駐軍兵士も笑顔を絶やすことなく

応対していました。

と終戦の日の想い出が一気に思い起こされてきました。

私小学校6年生の時のことです。






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