不易流行

　＜写真の説明＞
左のびんが飼い猫の毛、右が飼い犬（トイプードル）の毛です。猫は毎日、プードルは時々ブラッシングします。ブラシに残った毛を貯めていき、一定の量になるとフェルト人形を作っています。
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　トイプードルのらむがお盆前から体調を崩し、散歩も行ったり行かなかったりでしたが。ようやく元気になり朝の風景が戻ってきました。

　こうして二匹並ぶのはいいものです。

　思えば社長になって以来、常に先頭に立って変革、変革と叫んできました。印刷業界がDTPへの移行、CTPの登場、一気にカラー化。そして大不況とIT出版。息もつかせぬ程の変わりようです。ごく少数の冒険家、探検家をのぞいて、元来人は安定を望み、変化を嫌うものです。農耕民族である日本人は特にそうです。

　ところが企業活動においてはこの民族性がマイナスになります。もちろんプラスの面も多々ありますが。この時代においては残念ながらマイナスが大きい。私たちは幸いにして印刷技術という「変わらないもの、変えてはいけないもの」を中核に持っています。ですからその他のことは大胆に変革に取り組めます。

「不易流行」この言葉を私は座右の銘としています。変えざるものと変わるべきもの。これを明確に示すのが今の経営者の役割です。

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