何もかもなくした事を
悔やんでるわけじゃない
私達は
未熟な経営者だったかもしれない
けれど
従業員さんをないがしろに
するような事はしてこなかった
仕事が途切れる時は
我が家の壁塗りなどや
また 他の取引先に連絡して
請負できる仕事を頼んだり
従業員さんが
毎月平均してお金が
稼げるように努力してきた
その結果 元従業員さんから
虚偽内容を含んだ裁判を起こされた
私達の生活は
瞬く間に変わってしまった
人様から人生を潰されるような事は
私達はしてない
お金がない時でも
元従業員さんの給与は
当然 遅れることはしなかった
自ら招いた原因が
あるかもしれないが
人を陥れてまでお金を取ろうなんて
正気の沙汰じゃない
もっと単純にお金に困ってる
将来が不安だと相談してくれたら
人のいい主人は何かしら
考えてたいたと思う
そうやって 多額なお金を
借りてでもしてきた人だから
人がええのもええ加減にしいやと
私は怒鳴ったこともある
主人の会社がなくなって
一番困ったのは
裁判を起こした元従業員さんだと思う
和解は絶対しないと言い切ったら
大手の親会社も一緒に訴訟された
否が応でも その話は
関係者には知れ渡った
元従業員さんの息子さんは
訴訟を起こされた親会社の子会社に
勤務していた
私の息子が言った事を覚えてる
「俺怖いわ!息子の関係する会社を
平気で親が訴訟を起こすか❗️」
その息子さんは
以前主人の会社に勤務していて
主人の仲介で子会社に入った
当時
息子さんは 世話になった社長に
(主人)
親が訴訟を起こした事には
申し訳なそうだった
私の息子にとっても
訴訟内容が納得できるなら
そりゃしようがないわと
私に言ったはずだ
どこまで訴訟の件が
知れ渡ったかはわからないが
大手の親会社まで巻き込んだのは
元従業員さんの浅はかさだ
息子さんが建てた新築
を借りて住んでたが
訴訟中に 元従業員さんは
古い家に引っ越ししていた
事情はよくわからないが
私達に勝つと疑わなかったのは
誤算だっただろう
要求した賠償金2000万が手に入れば
高齢で仕事がなくても
息子さんに賃貸料8万円払えると
目算していたと思う
主人が相手の弁護士に聞いた事がある
「将来の生活が不安やから
訴訟を起こしたんかいな?」
そしたらそうだと言ってたと
私は聞いたから
なんで私らが将来の生活まで
みなあかんのやと
腹立つよりバカバカしかった
実際 訴訟の件が知れ渡り
(それだけじゃないと思うが)
訴訟を起こした元従業員さんが
仕事にあぶれてると噂話を聞いてる
それがほんまかどうかわからないが
長くなり過ぎたが
親がそんな経験をしてるのに
少しお酒を飲んだぐらいやし
ほんの近くやから
運転して帰るつもりやの娘を
叱り飛ばした
潰された人生もそれも人生やけど
人様の人生を壊すような娘には
なって欲しくない
ままならぬこともあるだろうし
なんのために産まれきたのかと
思うこともあるだろうが
たった一人でも
自分を愛してくれる人がいるなら
自分の人生を大切にして欲しい