都電マンホを捕獲しました

都電荒川線マンホール、略して“都電マンホ”。

都電マンホの存在は、少し前から知っていた。
だが、それが都電沿線のどこにあるのか分からなかった。
極秘任務で早稲田に行った時も、結局発見には至らなかったのだ。

このままでは“マンホールハンター”の名が廃る。
危機感がスネークを本気にさせた。「絶対に逃しはしないっ！」

やがてスネークの執念は実ることになる。
トップの写真をご覧になって頂きたい。これが“都電マンホ”である。
臙脂色の背景、そして中央には「遠近法」で描かれた都電荒川線の車両。
下方にはローマ字で“KAJIWARA”と書いてある。キングコングも出世しましたねえ。

って、違うわっ！！(西野君のツッコミ)

写真の都電マンホは、梶原銀座商店街にあった。
都電荒川線「梶原」駅で降りたら、すぐ発見できるだろう。子供が喜びそうなマンホールだ。
ちなみに「梶原」駅の次は「栄町」駅。春になったら、飛鳥山でお花見なんてどうだろう。
江戸時代から続く桜の名所で、美酒に酔いしれる。なんと贅沢なことだろうか。

ちなみに、6月10日は「路面電車の日」となっていて、毎年イベントが催されています。

【Information】
今回訪れた場所/梶原銀座商店街(北区堀船)
アクセス方法/都電荒川線「梶原」駅下車、徒歩10秒
ショッピング/梶原にお越しの際は、都電もなか本舗「明美」にて
「都電もなか」をお買い上げ頂きたく思います。お土産に最適です(^_^)ｖ



【線路は続くよどこまでも】
路面電車、いい響きですねえ。どこからか懐かしさがこみ上げてきます。
札幌、函館、江ノ島、広島、高知、長崎etc.全国各地で活躍していますよね。
実のところ、東京23区には都電荒川線以外にも路面電車が走っているのです。
それが、世田谷線。世田谷区民にとって“生活の足”と言っても過言ではないでしょう。
私も何回か利用したことがあります。以下に写真をお見せ致しましょう。


ハイテクです。世田谷線はとってもハイテクノロジーです。

世田谷線、カッコイイですね。外国の新幹線を彷彿とさせます。
もはや路面電車ではありません。“エクスプレス”という言葉が似合います。
実はこの鋭角の車体、何色か色違いが存在するんですね。iPod miniと同じ戦略です。
非常に心惹かれますね。今回乗車したピンク色なんか、萌え萌えカラーですｗ

2002年には、最新技術が導入されたりもしました。
それが「せたまる」です。以下は参考画像になります。

せたまる確認機。各駅に設置されている。

うーん、どことなく笑点チックな名前ですね。
思わず育毛剤をプレゼントしたり、お経を唱え喪に服したくなりますね。
それとも小倉百人一首、坊主めくりをプレイしてみたくなりましたか(笑)。
あー、残念！そいつは蝉丸だぁ。トランプのババ抜きで言うところのジョカーだぁ。
アンデットな想像を色々とさせてくれた「せた○」ですが、その正体はなんと“ICカード乗車券”。
JR東日本の「Suica」、JR西日本の「ICOCA」と同じシステムですね。超ハイテク近未来です。

いやぁ、昔はこんなんじゃなかったなぁ。
丸みを帯びた緑色の車体の電車に揺られ、三軒茶屋に通ってたよなぁ。
乗車券だって、紙製の定期券とか回数券だったよなぁ。時代は変わるのか・・・。

いいえ、そんなことはありません！！
世田谷線に乗ってみて下さい。乗客の皆さん、そして外の景色は昔と一緒です。
って、全部が全部一緒という訳ではありませんが、山の手の風情が残ってますよ。
伝統を受け継ぎつつ、世田谷線が進化、発展していってくれたらと思います。

私は世田谷線のほのぼのとした雰囲気が大好きです。
ノスタルジー映画の主人公気分に浸れるっていうか・・・。
そうか、だから“世田谷線乗りたくなる病”がたまに再発するんですね(^_^;)

ところで、荒川線と世田谷線の違いは何か、ご存知でしょうか。
どちらも東京の路面電車ですが、運営している親会社が違うんです。
荒川線が「東京都交通局」、世田谷線が「東京急行」(東急)になります。
ちょっと知っておくと便利かもしれません。ただ、鉄道マニアだと疑われれる可能性も(苦笑)。

以上、とっても魅力的な東京の路面電車をご紹介しました。
一般道を走行する時のドキドキ感、どこまで乗っても均一料金というお得感。
地球環境にも優しいし、バリアフリーだし、交通機関として路面電車は最高だと思います。
豊島区池袋ではLRT(Light Rail Transit)の導入が近い将来検討されているんだとか。
再開発に際して路面電車に対する期待が高まっています。未来は明るいです。
それではこの辺で。皆さん、またお会いしましょう!!

関連記事：「地下鉄丸ノ内線が好き」

【路面電車関連ウェブサイト】
★東京都交通局　http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/index.html
★東京急行 TOKYU CORPORATION　http://www.tokyu.co.jp/
★がんばれぼくらの世田谷線　http://www.setagaya-line.com/
★日本路面電車同好会　http://homepage1.nifty.com/tram/
★交通博物館 TRANSPORTATION MUSEUM JAPAN　


【R指定トーク】
さて、ここからが雑談タイム♪
路面電車のことを「チンチン電車」と呼びますよね。
念のため、辞書を引いてみましょう。ちんちん電車、ポチッとナ。

ちんちん-でんしゃ 5 【―電車】

〔「ちんちん」は、車掌と運転手との間にあって、合図のためにひもを引いて鳴らした鐘の音〕市街地を走る路面電車の通称。

三省堂提供「大辞林 第二版」より

そうそう、「ちんちん」ってのは鐘の音のこと。
決して、×××のことではない。勘違いしてた奴ら、逝ってよし！(笑)
(もちろん『手袋を買いに』の名台詞、「かあちゃん、おててがちんちんする。」でもない)。
ガイドラインに触れてはいないので安心してくれたまえ。←いつになく高圧的な態度だ(-_-;)

辞書検索して驚いたのは、「ちんちんワード」が複数存在したこと。
とりあえず以下に「ちんちんワード」を引用したい。未成年は注意されたし。

ちんちん-かもかも 5

男女が仲むつまじくしているさま。いちゃいちゃしていること。ちんちんかも。
「誰憚(はば)からず―、ええ畜生め/歌舞伎・升鯉滝白旗」


ちんちん-もがもが 5

片足で跳びはねる遊び。ちんちんもぐら。けんけん。ちんちん。

三省堂提供「大辞林 第二版」より

あー、世界は広いなぁ。
「ちんちんかもかも」も「ちんちんもがもが」も初めて聞いたよ。
うーん、でもイメージが×××××しか思い浮かばない。最悪だ...orz
でもやっぱ、×××××のメタファーなんだろう。そうとしか思えない。

というわけで、2005年は『路面電車男』の出版を切望したいと思います。
路面電車男さんの基本スペックは、デフォルトで“ロリコン”だと思われます。
ごめんなさい、それじゃ発禁です。発行禁止確定です。同人誌以下だ...orz

以上、昨日放送された『あいのり』に関連した話題でしたー。(ヒデ、頑張っ!!
なお、一部表現について自主規制の配慮を致しましたのでご了承下さい。自粛ムード歓迎。