Lycaenidae's favorite

イヌタデの花穂にとまったヤマトシジミ。

この写真は、昨年10月下旬に都内で撮影したもの。
とてもよく晴れた日でした。雲一つない青空が思い出されます。

幹線道路から50mほど離れた地点に、
ちょっとした木々の集落があって、そこでは小さな生態系が形成されていました。
上空ではシイが常緑の葉を広げ、開放された地面ではイヌタデ等の雑草が生い茂っていました。
そして、そこに舞うチョウ。ヤマトシジミです。秋の穏やかな陽気の中、軽やかに飛んでいました。


光を受けて輝くヤマトシジミの翅。“都会の宝石”と言っていいだろう。この色にまた会いたい。

寒く厳しかった冬を越え、季節は春になりました。
再びヤマトシジミに出会えるのはいつでしょうか。待ち遠しくて仕方がありません。
都会の自然と触れ合う日々がまた始まる。そう思ったら、俄然やる気が出てきました!!

ちなみに、イヌタデの花言葉は「あなたのために役立ちたい」だそうです。
献身的な姿勢にちょっと感動。スイセンとは正反対の意味なのね(^^;