
(前回のプーアルとウーロン“核融合説”によるフュージョン可能の証明の続き)
話が長くなったのでここで少しおさらいすると、導き出したい結論は、
プーアルとウーロンがフュージョン可能だということである。
そのために今まで彼らの変身能力に焦点を当ててきた。
前回まで変身能力について“(常温)核融合説”を提唱してきたが、相当苦しいのも事実。
今回はその他の可能性について模索してみる。
有機物を金属へと変えるために核融合する必要があったが(核融合説)、
もし元々生体内に存在している無機物(金属)を
そのまま変身後の体(特に表皮)に利用した場合はどうだろう。
我々の体の中にも実は無機物(金属)が含まれている。
骨の成分であるCa(カルシウム)を例に挙げればその事がよく分かるだろう。
手元に生物の資料集(実教出版)があるので、そこに記載されている
人体を構成する元素の割合(重量%)の棒グラフをここでも引用すると、高いものから順に、
O(酸素) 66.0
C(炭素) 17.5
H(水素) 10.2
N(窒素) 2.4
Ca(カルシウム) 1.6
その他無機物 2.3
となっている(人体のデータではあるが、同じ脊椎動物門哺乳綱であろう
プーアルとウーロンも当てはまるものとする)。このデータについて少し解説を加える。
生体の約7割が水で出来ていることを考えるとOやHが上位に来るのは容易に理解できるだろう。
また、その他の無機物にはNa(ナトリウム)やK(カリウム)、Fe(鉄)が含まれている。
そのほとんどはイオンという形になり水に溶けた状態で働いている。
NaやKだったら浸透圧調節や筋収縮に、Feだったら赤血球のヘモグロビンに、といった感じだ。
ここで注目したいのがCaとその他の無機物だ。
これらを用いて変身後の体、特に表皮を構成すれば、わざわざ核融合をする必要もない。
だがこの説もあっけなく崩れてしまう。
Caとその他の無機物を合わせても僅か3.9%しかない。
これではいくらなんでも材料として不足してしまう。
また、生体内の無機物を利用することにそもそも疑問が生じる。
先ほども説明したが、無機物は体内で非常に重要な役割を果たしている場合が非常に多い。
もし変身後の体にそれらの無機物を利用してしまったら、
筋収縮も出来ないし、赤血球が欠乏することから呼吸すら満足には出来ないだろう。
よって元々生体内にある無機物を利用することは不可能だと言っていい。
それでは次の場合はどうか。変身後の体が金属で出来ていなかったとしたら。
プーアルやウーロンの変身後の姿を見て、彼らは金属に変身可能とした後、
“核融合説”を唱えたわけだが、残念ながら物語の中で
変身後の体が金属で出来ているとはどこにも書かれていない。
もしかしたら金属に似た物質で変身後の体が構成されてはないだろうか。
先ほどのデータを今一度参照して欲しい。
C(炭素)が17.5%含まれているのが分かる。炭素は非金属元素である。
しかしながら炭素は、結合の仕方を組み替えることによって、
同素体であるダイヤモンドや黒鉛(グラファイト)にすることが可能だ。
ダイヤモンドはご存知の通りあらゆる物質の中で最も硬い。
一方黒鉛はというと、軟らかいものの
黒色不透明で金属光沢を持ち、さらには電気伝導まで備えている。
つまりダイヤモンドと黒鉛を上手く使えば、
変身後の見た目や機能を金属のようにすることが可能なのだ。
だがこの説も否定せざるを得ない。
なぜならウーロンはロケット砲に変身しているからだ。
コミックスを見る限り、ロケット砲は炎を噴射して飛んでいる。
そう、炭素は炎によって燃え尽きてしまうという弱点があったのだ。
ダイヤモンドであろうと黒鉛であろうと、燃えれば二酸化炭素になってしまう。
これでは炭素を利用することが出来ない。
よって元々生体内にあるC(炭素)の結合の仕方を組み替えて利用している可能性も消失する。
以上、“核融合説”以外の可能性も検討してはみたが、
結局分かったのは“核融合説”の他は考えられないということである。
たしかに技術的には困難であるものの、核融合を用いれば材料に困ることはないし、
変身後の体を構成する物質だって自由に作り出すことが出来る。
よって前回と同じ結論になるが、変身能力に関して現時点では“(常温)核融合説”を提唱する。
また前回の三段論法で示した通り、
プーアルとウーロンはフュージョン可能であることを主張したい。
ところで、ドラゴンボールにおいて
特定の誰かと合体する方法は、フュージョンだけではない。
そう、ポタラによる合体だ。
ポタラなら神の力による合体であると言い切ってしまえばよいので、
フュージョンの時のような説明はいらないだろう。
もしポタラでプーアルとウーロンが合体したら、きっとウーアルになるに違いない。
アサヒ飲料も今回の新商品の名称を
プーロン茶にするかウーアル茶にするか最後まで迷っただろう。そう推測する。
アサヒ飲料から新発売された中国茶飲料「アサヒ プーロン茶 PET500ml」。
とりあえず年内発売予定のゲームソフト『ドラゴンボールZ3』に
隠しキャラとしてプーロンがいることを望みます。
ヤム飯やゴタンが実現したんだから、お前らも頑張れ!
アサヒ飲料の強力プッシュで何とかならないものか(無理)。
結論:プーアルとウーロンは各自核融合出来るからフュージョン可能。
そして誕生する戦士の名は、プーロンだ!!
話が長くなったのでここで少しおさらいすると、導き出したい結論は、
プーアルとウーロンがフュージョン可能だということである。
そのために今まで彼らの変身能力に焦点を当ててきた。
前回まで変身能力について“(常温)核融合説”を提唱してきたが、相当苦しいのも事実。
今回はその他の可能性について模索してみる。
有機物を金属へと変えるために核融合する必要があったが(核融合説)、
もし元々生体内に存在している無機物(金属)を
そのまま変身後の体(特に表皮)に利用した場合はどうだろう。
我々の体の中にも実は無機物(金属)が含まれている。
骨の成分であるCa(カルシウム)を例に挙げればその事がよく分かるだろう。
手元に生物の資料集(実教出版)があるので、そこに記載されている
人体を構成する元素の割合(重量%)の棒グラフをここでも引用すると、高いものから順に、
O(酸素) 66.0
C(炭素) 17.5
H(水素) 10.2
N(窒素) 2.4
Ca(カルシウム) 1.6
その他無機物 2.3
となっている(人体のデータではあるが、同じ脊椎動物門哺乳綱であろう
プーアルとウーロンも当てはまるものとする)。このデータについて少し解説を加える。
生体の約7割が水で出来ていることを考えるとOやHが上位に来るのは容易に理解できるだろう。
また、その他の無機物にはNa(ナトリウム)やK(カリウム)、Fe(鉄)が含まれている。
そのほとんどはイオンという形になり水に溶けた状態で働いている。
NaやKだったら浸透圧調節や筋収縮に、Feだったら赤血球のヘモグロビンに、といった感じだ。
ここで注目したいのがCaとその他の無機物だ。
これらを用いて変身後の体、特に表皮を構成すれば、わざわざ核融合をする必要もない。
だがこの説もあっけなく崩れてしまう。
Caとその他の無機物を合わせても僅か3.9%しかない。
これではいくらなんでも材料として不足してしまう。
また、生体内の無機物を利用することにそもそも疑問が生じる。
先ほども説明したが、無機物は体内で非常に重要な役割を果たしている場合が非常に多い。
もし変身後の体にそれらの無機物を利用してしまったら、
筋収縮も出来ないし、赤血球が欠乏することから呼吸すら満足には出来ないだろう。
よって元々生体内にある無機物を利用することは不可能だと言っていい。
それでは次の場合はどうか。変身後の体が金属で出来ていなかったとしたら。
プーアルやウーロンの変身後の姿を見て、彼らは金属に変身可能とした後、
“核融合説”を唱えたわけだが、残念ながら物語の中で
変身後の体が金属で出来ているとはどこにも書かれていない。
もしかしたら金属に似た物質で変身後の体が構成されてはないだろうか。
先ほどのデータを今一度参照して欲しい。
C(炭素)が17.5%含まれているのが分かる。炭素は非金属元素である。
しかしながら炭素は、結合の仕方を組み替えることによって、
同素体であるダイヤモンドや黒鉛(グラファイト)にすることが可能だ。
ダイヤモンドはご存知の通りあらゆる物質の中で最も硬い。
一方黒鉛はというと、軟らかいものの
黒色不透明で金属光沢を持ち、さらには電気伝導まで備えている。
つまりダイヤモンドと黒鉛を上手く使えば、
変身後の見た目や機能を金属のようにすることが可能なのだ。
だがこの説も否定せざるを得ない。
なぜならウーロンはロケット砲に変身しているからだ。
コミックスを見る限り、ロケット砲は炎を噴射して飛んでいる。
そう、炭素は炎によって燃え尽きてしまうという弱点があったのだ。
ダイヤモンドであろうと黒鉛であろうと、燃えれば二酸化炭素になってしまう。
これでは炭素を利用することが出来ない。
よって元々生体内にあるC(炭素)の結合の仕方を組み替えて利用している可能性も消失する。
以上、“核融合説”以外の可能性も検討してはみたが、
結局分かったのは“核融合説”の他は考えられないということである。
たしかに技術的には困難であるものの、核融合を用いれば材料に困ることはないし、
変身後の体を構成する物質だって自由に作り出すことが出来る。
よって前回と同じ結論になるが、変身能力に関して現時点では“(常温)核融合説”を提唱する。
また前回の三段論法で示した通り、
プーアルとウーロンはフュージョン可能であることを主張したい。
ところで、ドラゴンボールにおいて
特定の誰かと合体する方法は、フュージョンだけではない。
そう、ポタラによる合体だ。
ポタラなら神の力による合体であると言い切ってしまえばよいので、
フュージョンの時のような説明はいらないだろう。
もしポタラでプーアルとウーロンが合体したら、きっとウーアルになるに違いない。
アサヒ飲料も今回の新商品の名称を
プーロン茶にするかウーアル茶にするか最後まで迷っただろう。そう推測する。
アサヒ飲料から新発売された中国茶飲料「アサヒ プーロン茶 PET500ml」。
とりあえず年内発売予定のゲームソフト『ドラゴンボールZ3』に
隠しキャラとしてプーロンがいることを望みます。
ヤム飯やゴタンが実現したんだから、お前らも頑張れ!
アサヒ飲料の強力プッシュで何とかならないものか(無理)。
結論:プーアルとウーロンは各自核融合出来るからフュージョン可能。
そして誕生する戦士の名は、プーロンだ!!
これだけのものを書くのは、大変でしょうね。いろいろと調べないといけないし。すごいです。
ところで、DBの彼らは、特訓によって分子レベルまで鍛えているんじゃないでしょうか。ものすごい重力下での特訓とか、してましたよね。
あと、ベジータの出した「月」って気になるんですけど(個人的に一番好きなキャラだから)。あれもやっぱり、核融合?
自分が楽しんでやってるので特別苦しい訳ではありません。
ドラゴンボールという作品に対する
“愛”があれば自然と頑張れるものです(^_^)
きちんと下調べをするのも、
やはり情報を発信するという責任があるからこそ。
不確かな情報を流すことの危険性を十分認識しています。
DBのZ戦士達の修行って本当に凄いですよね。
分子レベルまで鍛えていたとしても、不思議ではないです。
それとベジータが作り出した月=パワーボールですが、
あれは核融合ではないと思われます。
ベジータの気によってパワーボールは作り出され、
酸素の混ぜ合わせることで
1700万ゼノを超えるブルーツ波を発生させるので、
酸化反応ではないかと推測されます。
これ以上の事は手元に資料がないのでよく分かりません。
ベジータの件は、私も手元に資料がない(実家に全巻置いてある)ので、いいかげんなことを言ってしまいました。酸化反応ということは、単に燃焼しているだけなんですね。
後日になりますが、ちょっと調べて見ます。
すいません。結局、わからなかったです。
ベジータが作ったのは、
1.太陽光を反射する
2.数時間しかもたない
3.パワーボールと酸素を混ぜ合わせたもの
4.一応、他の人からみても「月」に見える
5.絵をみると、反射ではなく発光しているようにみえる
6.サイズは、多分、大きくない
物体(?)というところまでは、本を見てわかったのですが、ここから、結論を引き出せませんでした。
パワーボールに関しては資料が少ないので、
6つのポイントを挙げることが出来ただけでも凄いことだと思います。
この中で重要なのが、
3.パワーボールと酸素を混ぜ合わせたもの
5.絵をみると、反射ではなく発光しているようにみえる
の2つです。
この2つからある程度どのような化学反応が起こったのか推測できるかもしれません。
可能性としては前回申し上げた酸化反応、
そしてその結果光エネルギーが発生するということ。
でもこれ以上考察していくことは非常に困難だと思うので諦めます(-_-;)
とにかくベジータは凄いと思います。
自力でパワーボールを作れるのはおそらくベジータだけでしょう。
てくりさん、ご苦労様でしたm(__)m
私は凄く責任感のある方だなと感じました。
この文章からは伝わってこないかもしれませんが、
とても感激してるんですよ(T_T)
遠慮せずに、是非またコメント下さいね。よろしくお願いします。